第18回 Freestyleリブレの注意点

第18回 Freestyleリブレの注意点



【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】


より多くの方に読んでいただいて虚弱体質改善していただくため、アメブロも始めました。こちらに無い情報も語っていきます。良かったら覗いてみてください。

https://ameblo.jp/akatsukihana12


 

 フリースタイルリブレを実際に購入し、使用していく段階での注意点についてですが、2点あります。

 

リブレ測定値は、血糖値上下の「感じ」を参考にするだけでいい

 

 リブレはあくまでグルコースの測定から血糖値を推測しているだけなのであり、実際の血糖値とはズレがある可能性があるということを、あらかじめ分かっておいた方がいいです。

 

 傾向として、リブレは血糖値推測が、実際の血糖値よりも高めに出ます。

 

 ハナが実際に使ったイメージで言うと、アバウトに平均して20mg/dLくらいはプラスされてるんじゃないかという感じ。

 

 これも測定する時々によって異なりますし、同時に他の血液採取型の血糖値測定器で比較したわけではないのですが・・・

 

 リブレが高めに出るのは結構、業界(?)では常識のようで。

 

 当初、リブレ導入時にそれを全く知らなかったハナは相当焦りました。

 

 空腹時、特に早朝で90〜100mg/dL超え、何も食べたりしていない時に120mg/dL前後まで上がり、居酒屋で、軽く糖質解禁(ビールや日本酒、天ぷら、唐揚げの衣レベル)で180mg/dL近くまで上昇(数値はいずれもリブレで測定の値)するのを見て、毎回青ざめていたものです。

 

 血糖値の正常判定値(空腹時110mg/dL未満、食後2時間140mg/dL未満)をネットで検索。

 

 「2型糖尿病(正確には境界型)になってもうてるやん・・・俺・・・・」

 

 えらいこっちゃと、ビビりまくって内科を受診し、血液検査をしてもらい、診察の際に先生に、糖質制限をしていること、リブレで高値が出て不安に思った旨を告げると・・・

 

「う〜ん、あれは実際より高めに出るらしいからね・・・心配ないと思うよ」

 

 その後実際、医療機関で測定してもらった値はといえば、空腹時血糖やHbA1cも正常の範囲でした。(正常範囲内では高めの部類ですが)

 

 複数の血糖値測定器を使ってリブレの値と比較検討、リブレの測定数値の信憑性を確かめるべく実験しているサイトがありましたが、結果はやはり、傾向として20%くらいまでは高めに出る場合が多いとのこと。

 

 20%といえば、80は96に、100は120に、140は168になってしまうわけで、元の数値次第で正常型は境界型になるし、境界型は糖尿病型になるしで、20%ぶれると、糖尿病の判定としては全く役に立ちません。

 

 役に立たないどころか、検査している本人に与える誤解や不安、ストレスを考慮するとむしろ害があると言ってもいいブレっぷりです。

 

 また、リブレで血糖値測定電極を用いて血液で測った場合や、その他の血糖値測定器で測った場合でも、医療機関で血液検査してもらった場合と比べると、精度的には微妙なところがあるそうで、

 

 要は、本当に正確な自身の血糖値の変動数値は、医療機関で半日かけてブドウ糖負荷試験等を行わない限り、簡易測定器で行う素人レベルの検査では把握不可能ということです。

 

 であれば、数値の正確さにこだわることにあまり意味はありません。

 

 多少数値としてはブレているかもしれないけれども、「上がり下がりの感じ」を感覚的に捉えることが重要。

 

 絶対値にはこだわらない。同じリブレ内の測定数値で比較検討、相対値を参考にしましょう。

 

 グラフの数値ではなく、グラフの形に意味があります。

 

 その点でリブレは最強という話です。

 

 ケトン値も測れて、一石二鳥。

 

ビタミンCの摂取で数値が上昇する(らしい)

 

 どうやらビタミンCサプリでリブレの測定数値が上がることがあるらしい。

 

 がんがエサのブドウ糖と間違えて吸収しようとするくらい、ビタミンCは化学式が似ているとのことで、リブレの細胞間質液中のグルコース測定でも、ビタミンCの摂取の有無で数値が影響されるとのこと。

 

 ハナがリブレを使用しているとき、VCサプリを摂取していました。それで、高めに出た可能性もある。

 

 また、サプリだと偽高値で食品からであれば大丈夫なのか、はたまたそうでないのか、比較試験をしてないので、そこすらも、何とも言えません。

 

 ビタミンCでリブレが高値に、なんて情報を知ったのは、測定開始してから大分経って2週間の終わりかけの頃でした。

 

 やはりここでも、リブレのはじき出す数値の絶対値的な正確性は、鵜呑みにすべきでないという結論となります。

 

  1. リブレは特に、測定数値はあまり正確でない
  2. ビタミンCで偽高値が出る可能性

 

 これらを念頭に置きつつ、「これを食べたらグンと血糖値上昇」「え、この量の糖質でもこんなに血糖値って上がるんだ」「この順番で食べたら、上昇が緩やかだった」「やっぱり、少し糖質を取った翌朝は、ケトン値が下がってる」などなど、「数値自体」よりも、その「数値の変化の仕方」「上がり下がり」に注目しながら、ぜひ、リブレを活用してください。

 

 リブレで得た糖質への感覚が、あなたの糖質制限をワンランクもツーランクもアップさせ、結果、生涯におけるあなたの健康寿命が延長されることは間違いありません。

 

 ←前のページへ  次のページへ→


ホーム RSS購読 サイトマップ