第29回 ハナが使っている消化酵素&塩酸サプリたち 2
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
より多くの方に読んでいただいて虚弱体質改善していただくため、アメブロも始めました。こちらに無い情報も語っていきます。良かったら覗いてみてください。
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はい、消化酵素のお次は、ハナが消化酵素と併用している塩酸サプリをご紹介します。
塩酸サプリで胃酸成分を補充する
https://jp.iherb.com/pr/Source-Naturals-Betaine-HCL-650-mg-180-Tablets/970?rcode=KAT2057
(画像かURLのリンクから購入、もしくは紹介コード KAT2057 を入力 で5%割引)
「BETAINE HCL」(塩酸ベタイン)
一回1錠
180錠入り
一回あたり14円
胃酸の主成分は塩酸です。その胃酸成分を補充してあげるサプリです。
タンパク質分解酵素である「ペプシン」も配合されています。
強酸性(pH1〜2)である胃酸の働きは様々ありますが、中でも重要な4つある働きを挙げます。
- 口から入った食物の、殺菌
- 口から入った食物をドロドロにして、他の消化酵素が効きやすくする
- 「ペプシン」(タンパク質分解酵素)の前酵素であるペプシノーゲンに作用して、ペプシン(タンパク質分解酵素)を作る
- 強酸性が十二指腸を刺激して、今度は、強い消化作用を持つ胆汁の分泌を促す
食べ物を殺菌して、食べ物をドロドロにして他の消化酵素が効きやすくし、消化酵素を作り出し、他の消化酵素を出すスイッチにもなっている、というわけです。
逆に言えば、胃腸虚弱で胃酸が上手く出せていないと、
殺菌は甘いし、他の消化酵素の効きも悪くなるし、消化自体上手くいかず、他の消化酵素の出もイマイチになる、
というわけで、胃酸は人間の体の中の「消化」における最重要な働きを担っていることが分かります。
日本の胃薬市場に思うこと
日本の胃薬市場に疑問を感じるところがここです。
基本コンセプトが、
制酸剤
なんですよね。日本の胃薬って。
こんなに大切な役割のある胃酸の分泌を、薬剤の力でストップさせて阻害してしまうわけです。
応急処置的に使うならいいが、常用してるとおかしなことになります。
あと、毎日質の悪い油MAXの外食ばかりで、遅くまで残業してから毎日飲み会みたいな、胃酸ドバドバ出過ぎの営業系サラリーマンをターゲットとした商品ですので、
もともとのハナみたいな虚弱体質系の人や、線の細い女性(太りたくても太れない系)、ピロリ菌を胃に飼っている人にとっては、もともと胃酸分泌が少なく胃酸不足の傾向がありますので、常用すると
もってのほか
どころか、
逆効果
となります。
また、ほんとうに胃酸過多の人でも、出過ぎた胃酸を出さないように止めてしまうのではなく、胃酸が出過ぎる状況自体を何とかしないと、最終的には胃を壊すことになります。
胃酸が出過ぎる要因とは、
- 糖質過多 (試しに、一日三食白ご飯のみで生活してみたら、どういうことになるかを、身をもって体験できます。ハナはこれを一か月ほどやってみて、胸やけが大変なことになりました。)
- 空腹に刺激物 (コーヒー、緑茶、アルコール類、チョコレートなど油分と糖分が多い菓子類など。スタバの甘いラテなどはパーフェクト賞ですね)
- 咀嚼不足
- 質の悪い油 (酸化した油、古い油)
- 自律神経を乱すような生活 (やりたくない仕事をやっている、上司や取引先など、付き合いたくない人と付き合っている、親や家族との齟齬、二度寝、寝不足、運動しなさすぎで血の巡りが悪い)
- 食べ過ぎ 糖質だろうが野菜だろうが肉だろうが、これをやってしまっては元の木阿弥。で、胃酸過多の原因でもあります。
だったりします。
これらを先に改善しないと、胃酸は必要以上に分泌され続けますので、対症療法的に胃酸を止めても、一時しのぎで根本的解決にはならないわけです。
(すでに胃や食道に潰瘍など炎症が出来てしまっている場合は、それらの回復を促すために薬で胃酸を抑えるのももちろんありだが、上記の根本的原因への対策と並行しておこなうこと)
ちなみにハナは、今ではゼンゼン平気になりましたが、もともと胃酸の分泌が少なくて、なおかつビール等で胃酸をさらに薄めるものだから、胃酸で殺菌ができずに、人一倍よく
食中毒
にかかっていました。
生ガキ、サザエ、ちょっと古い煮魚などに複数回大当たりしたことがあり、家族や周りもみんな同じものを食べていたはずなのに、ハナだけがあとでのたうち回ってトイレでゲ―ゲ―しているというシーンがよくありました。
あと、胃腸風邪にかかることもしょっちゅうで、周りの人より多かったですね。
本当に胃の胃酸分泌が機能していなかったんだと思います。早食いであんまり噛んでなかったし・・・
胃酸を補充して、消化力を底上げ→体調も底上げ
上記で紹介した「BETAINE HCL」(塩酸ベタイン)は、タンパク質分解酵素であるペプシンも配合されていますので、高タンパクで体質改善していくために最適な存在です。
このサイトに辿り着くような人は、十中八九胃酸が不足しているタイプですので、上手く塩酸ベタインも活用して、ぜひとも胃のスッキリ感を味わってください。
(体質改善どうこうもあるけど、それ以前に、単純に食べることが楽しくなりますね。モリモリ食べてもスッキリ、(^∀^)ワーイな感じ。食べ過ぎは最もテキメンに体調を落とす行為ですので、いっても8分目が吉です。気を付けましょう。)
消化酵素サプリと塩酸ベタインで、タンパク質をバシバシ消化、吸収して、1カ月〜半年、人によって1年ほどしてタンパク質が充足してくれば、これらの助けなしに、肉をたくさん食べても胃もたれ知らずでステーキ300gドンと来いな感じの強健な胃腸が出来上がっていることと思います。
同時に、塩分摂取も意識すること
これ、むちゃくちゃ重要なので、
別ページでこの内容だけをまた取り上げますが、
胃酸は、塩酸です。
そして、塩酸の材料は塩分です。
ということで、たっぷりと塩分摂ってください。
塩分摂ったら血圧が、とかいう話は、またその別ページで解説しますのでここでは言いません。
軽く説明だけ、「精製塩でなければ心配なし」と先に言っておきます。
つべこべ抜かさず、ぬちまーすを一日10gくらい摂ってください。
抵抗のある方は、一日5gから始めてもいいです。
塩酸の材料にもなりますし、虚弱っきー体質の人の体調を底上げしてくれます。
そうは言っても・・・と抵抗のある方は、一度、無料の栄養換算サイトで自身の食事内容を入力して計算してみるといいです。
塩分って、意外にちゃんと摂れてないです。
しかも良質な塩分、という縛りをつければ、意識せずにちゃんと摂れている人なんかほとんどいないはずです。
毎食みそ汁欠かさず、漬物類をモリモリと食べ、昼は毎日ラーメンスープごと、とかでなければ、少なくとも塩分過多にはなってないはずです。
むしろ、野菜やフルーツ好き、糖質好きな人は、カリウム過多、塩分の無駄遣いで塩抜きのグロッキー状態で、材料不足で胃酸も不足しているはずです。
で、胃酸が不足しているから、タンパク質分解酵素も働かず、他の消化酵素も出がいまいちで、食が細り、ますます塩分摂取の機会も失われていくという悪循環に陥っている可能性大です。
塩を10gって、見た目、結構なボリュームです。一度、塩だけでスケール計測してみてください。
こんなボリュームの塩を、ほんとにちゃんと摂れてますかね?って話です。
ちなみに摂り方ですが、「空腹時に塩だけをたくさん、水で飲む」みたいな摂り方はやめた方がいいです。
胃は食べ物が入ってくると、刺激によって胃酸が分泌されますが、それに伴って、強酸性で胃自身が消化されてしまわないように胃壁保護粘膜が分泌されます。
逆に言えば、空腹時は胃酸が少ないので、保護粘膜も少なく、塩分のみを多量に摂取すると単純に胃が荒れます。
ですので、食べ物に振りかけたり、料理に使う、もしくは食後に塩だけを水で飲むなど工夫してください。