第47回 酒やタバコからの「卒業」とは?

第47回 酒やタバコからの「卒業」とは?



【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】


より多くの方に読んでいただいて虚弱体質改善していただくため、アメブロも始めました。こちらに無い情報も語っていきます。良かったら覗いてみてください。

https://ameblo.jp/akatsukihana12


 

 

 仕事で四国の松山に4日間出張してまして、一週間更新が空いてしまいました。

 

 初日の仕事終わりに毎年恒例で道後温泉に入ってきたのですが、(裏道後には行ってないですよ。w)本館が改装中で、いつもの情緒ある3階個室に入れませんでした。残念。その代わりに、オープンしたて(?)の新館の方で、個室でゆっくりしてきました。

 

 この個室、ゆっくりできて最高なのですが、茶菓子とお茶は出てくるのですが、アルコール提供が一切ありません。この個室で冷えた道後ビールでも出してくれたら最高やのになあ、と正直思います。(ハッ!アルコール無しでも、心からその空間を楽んでるし、決して依存してドーパミンが枯渇なんかしてないんだからね!!? )
|д゚)チラッ

 

 まあ、外に出たらすぐにいくらでも飲めるのでいいんですが・・・話が逸れました、本編に戻ります↓

 

 

 で、依存の話の続きなんですが、

 

 今のところは、私は依存の話に直接はゼンゼン関係ないよ、という方も、もう少しお付き合いください。

 

(`・ω・´)

 

 現在何かに依存して自身を苦しめている方だって、まさか自分が何かに依存することになるとは依存する前には夢にも思わなかった、自分は依存症とは無縁だと、そう思っていた方ばかりのはずです。

 

ちなみに、ハナもその一人でした

 

「経験者は語る」ってな感じですね。

 

 「第45回 依存症だと幸せになれない 2」にて、依存状態の何がまずいのか?について、以下の2点あると言いました。

 

@ドーパミン神経が鈍る
→つまり、依存物質に依存していると、依存物質以外での幸せが感じられなくなる

 

A依存物質を失うことを恐れる
→依存している人は、「酒やタバコをやめると、酒やタバコが与えてくれていた幸せをその分失う」「禁酒や禁煙は得られるものよりも失うものの方が大きい」と感覚的に勘違いしていて、やめることができない

 

 

「第46回 人体説明書。。。」では、この@ドーパミン神経が鈍るについて詳しく説明してきました。今回は、この、A依存物質を失うことを恐れるに絡めて、

 

酒やタバコを本当の意味で卒業する、唯一の方法

 

について、解説していきたいと思います。

 

 

本当の意味での「卒業」とはどういう状態をいうのか

 

 まずは、酒やタバコからの「卒業」とは何ぞや。。。

 

 そのハナの考える定義について。

 

 本サイト「治す!!虚弱体質!!」においては、当然ですが、まず第一に、虚弱体質を改善し、体質弱者から体質強者に生まれ変わってもらうことを念頭においた情報提供を行っております。第二に、虚弱体質を克服するどころか、針をMinからMaxに振り切ってもらいたい、

 

精神爆上げMAX
体調爆上げMAX

 

な毎日を送ってもらうことを前提に、毎回のお話を進めております。

 

 で、

 

今回、なんで「第44回 依存症だと幸せになれない」あたりから、4回も5回も記事を割いて依存症についてネチネチとしつこく解説しているかと言いますと、繰り返しにはなってしまうのですが、

 

「え??繰り返し??そんなこと言ってたっけ?」って思った方は第44回からの復習をお願いしますw)

 

依存があると絶対に精神・体調爆上げMAXにはなれない

 

からです。

 

 理由は既に以前のページで述べましたので、

 

「え??既に述べたの??そんなこと言ってたっけ?」って思った方は第44回からの復習をお願いしますっつってんだろこの野郎www)

 

 逆に言えば、精神・体調爆上げMAXにさえなれるなら、酒やタバコもOKです。

 

 依存せずに嗜好品として嗜むことができるのであれば、それは全然OKということです。

 

 よろしいでしょうか。

 

 そこに、依存があるのであれば、アウト

 

です。逆に、

 

依存がなければオーケイ

 

です。

 

 で、ハナ的な「依存があるかどうか」の判定基準ですが、細かく上げると色々ありますが、一番大きな判断基準として、

 

「依存によって、他の幸せが喰われているか否か」

 

を一つのラインと考えたいと思います。

 

 風が爽やかですか?
 みそ汁が、心に染み入るように旨いですか?
 朝一番に、気分がいいですか?
 どことなく、みじめな気持ちで毎朝目覚めたりしていませんか?
 毎日絶望から目覚め、一服してからようやく何となく気力が少しずつ湧いてくるようなことはないですか?
 何か特別な用事や出来事が無くとも、生きているだけで、日常生活を送っているだけで何となくウキウキできますか?
 鼻歌交じりに学校や職場に向かえますか?
 大したことのない日常のちょっとした景色にも、感動することはありますか?
 アクシデントで急遽「ソレ」が無くなったとしても、他のことに心から幸せを感じられますか?
 幸せな瞬間のはずなのに、感動する瞬間のはずなのに、心から美味いと感じられる瞬間のはずなのに、「ソレ」が無いせいで、感覚的に周りよりどこか醒めてしまっているということはないですか?
 酒を飲んで一杯やった時、一服して1人でタバコの煙を燻らせているとき、この時間が、かけがえの無い特別で大切な時間だと、本当の自分である瞬間だと感じていませんか?
 そのほかの「ソレ」がない時間は、どこか醒めていて、空虚に感じたりして、本当の自分では無いような気がするときは無いですか?

 

 自分は〇〇に依存しているかもしれないという自覚のある方は、上記の問いかけを少し、考えてみてください。

 

「対象物が、日常の中の、他の幸せを喰っている」

 

なら、それは依存状態にある。これが、

 

ハナの考える依存の判定基準

 

です。

 

 そして、先ほど述べたように、本当に依存が無ければ、

 

(依存対象に、他の幸せが喰われてなければ)

 

嗜好品として「ソレ」を嗜むのはオーケイです。

 

「あ?なんだよハナ。なんかルールがユルくね?」
「あwもしかして、自分が完全断酒したくないからハードル下げてんじゃね??www」

 

とか思った方がいたら、まあ、ちょっと聞いてください。
(・ω・)

 

 確かに、例えば酒に関して言うなれば、例えば元から下戸で酒が一滴も飲めない体質なら、健康面から言って、それに越したことはありません。飲酒や喫煙は、また、その他の依存物質にも、何かしらのメリットももちろんありますが、(タバコや薬物にさえ)健康面から言うのであれば、これは明らかにデメリットの方が大きいです。

 

 つまり、確かに確かに、確かに、

 

完全ゼロにできるのであれば、それに越したことはない。

 

 しかし、酒やタバコが基本的に健康に悪いものだからと言って、

 

「週末だけ、軽く呑みます」
「毎日、夫婦でビール1缶を分けてますw」
「普段は飲まないです。飲み会が月に1〜2回で、そん時だけ普通に飲みます」
「一日1〜2本で、たまに吸わない日もあります。あと、キホン会社に置きタバコなので、家でや、土日は全く吸いません」
「普段吸わないですけど、飲んだら吸いたくなるので飲み会の時だけもらいタバコしてますwww」

 

みたいなライトユーザーにまで、

 

「酒やタバコは悪」「一生縁を切るべき」

 

と、断酒や禁煙を迫る必要があるのか?ということです。

 

(「そんな奴いるかよ」と思った方もおられるかもしれませんので断っておきますが、上記はすべて、実際に実在するハナの知人のパターンです。というか、あと、ハナも入ってますね。)

 

「酒やタバコからの卒業」と謳いましたが、その意味するところとしては、

 

「酒やタバコへの依存からの卒業」

 

という意味合いとなります。

 

 勘違いしてもらいたくないのは、酒やタバコを絶対悪として、健康を求める全員に対し、

 

「酒やタバコを、金輪際、死ぬまで口にしない」
「生涯断酒、生涯禁煙」

 

を勧めているのではなく、

 

「酒やタバコに依存している」
「依存しているがために、日々のその他の幸せが損なわれている」
「日々の何気ない癒しや、爽やかさや、清々しさが感じられなくなっている」

 

という状態があるのであれば、そこからは、

 

何が何でも、

 

というか、このサイトで紹介する道筋に従って、

 

正しく脱出

 

することを勧めています。

 

 アルコール依存症に陥っていた方で、生涯断酒、いや、卒酒を誓い、何年も、何十年も、アルコールを1滴も口にしない状態を貫いている、という方もおられます。

 

 それはそれで、もちろん、めちゃくちゃ素晴らしいことです。

 

 それまでに至る考えや考察、また、日々の嫌酒、嫌煙生活をブログ等で日々情報発信することで、自分自身への断酒、禁煙の戒めとして役立てている方もおられますよね。禁酒、禁煙がなければ知り合えなかった方々と交流し、深く、禁酒や禁煙について考え、悩み、もがき、苦しみ、葛藤し、そして、やがて、それらを打破し、つまり、禁酒、禁煙をきっかけとして、人間として成長し、人生の深さや幅を広げておられます。

 

 禁酒や禁煙で成長できた

 

 そのこと自体はもちろん、大変素晴らしいことです。ただ、ハナの考える、本当の意味の「卒業」という観点から言えば、

 

「一生涯、一滴たりとも酒は飲まない」
「一生涯、一本たりともタバコは吸わない」

 

と誓っていること自体がいまだ

 

「本来は幻想にすぎないはずの、本来ありもしないはずの、実体のない酒やタバコの魅力」

 

に捉われてしまっており、

 

「酒やタバコ等の真実の姿」

 

がまだ見えていない証でもある、と考えられます。まだ酒やタバコについて

 

誤解

 

している可能性が高いのかな、と思います。

 

 酒やタバコにある意味、強烈な魅力を認めてしまっているからこそ、それらに対する自身の強烈な欲求の存在(もしくは、欲求が再発生する可能性)を認めてしまっているからこそ、その強烈な魅力に二度と搦め取られまいと、それらを恐れ、断絶し、

 

「君子、危うきに近寄らず」

 

と自身に言い聞かせ、

 

距離を保とうとひたすら頑張っている状態

 

ということです。逆に言えば、

 

「近づきすぎると、依存に逆戻りする自信あり」

 

ということです。これではまだ、依存を完全卒業したとは、ハナ的には言えません。酒やタバコのもたらす「依存」について、その真実の姿を見極め、本当の意味で依存を理解し、「卒業」出来ていれば、普段は一滴も飲まず、一本たりとも吸わない状態であっても、

 

「今日は祝いの席やし、とことん付き合うかな」
「へぇー、あの銘柄の新作出たんや。どんな味?美味そうやん、ちょっと1本ちょうだいwww」

 

のあとに、次の日から難なくまた、依存の負のスパイラルに取り込まれることもなく、

 

「普段はやらない日常」

 

に戻っていくことができます。

 

 それの証拠に、ではないですが、以前は酒とたばこ無しにはいられなかった依存症経験者のハナですが、現在では、

 

「普段は家で1滴も飲まないけど、今日は気分で1杯だけ飲むか」
(ハナは1杯までなら睡眠時間が増加しない)

 

といった感じで1杯でやめておくことが可能ですし、

 

(以前のハナでは絶対に無理だった)

 

久々にタバコの味を味わいたくて、

 

(アメスピ信者でした。死ぬほど美味いですよね、アレwww)

 

一年以上ぶりに一箱だけ買って、一本だけ吸って、

 

「ちょwwwやっぱり美味いwwwアメスピ、最高www」

 

となりましたが、

 

「でも、満足したからもういいや。服と髪と息と指が臭くなるのがマジで不快やし、置いておいても湿気て不味くなるだけやし」

 

と、残りの19本はもったいないと思いつつも、合唱してから捨ててしまいました。

 

(タバコ農家の方、ハナの手元に届くまでに携わった全ての関係者の方、粗末にして本当にすいません)
m(_ _)m

 

 普段から、

 

「再び酒やタバコに手を出すまい、一度たりとも手を出してしまえば、またあの依存との闘い、地獄の日々が待っている。人生捨てますか、酒辞めますか、そのどちらかしかないんだ自分には」

 

「一瞬、酒の美味さ、タバコの美味さがフラッシュバックすることもあるけれど、周りが飲んでいる席だと、正直、飲みたくなる瞬間もあるけれど、二度とあの日々には戻りたくない。家族のためにも・・・だから、絶対にアルコールには、二度と手は出さない。」

 

・・・といった感じで、

 

文化的社会的にアルコールやタバコに完全包囲された現代日本のこの状況の中にあって、強い意志で自身の行動をコントロールし続けている、それも何年、何十年も。。。

 

 そして、死ぬまで、その自制を続けていくと誓って、常に自分を戒めている。

 

 どうでしょうか?

 

 この状態では、どこまでいっても、何年続けて欲求自体が薄れ、体の依存が抜けていようとも、

 

「一生飲まないと誓い、不屈の精神とたゆまぬ努力で、たまたまそれを実行出来ているだけの依存者

 

に他ならないのではないでしょうか?

 

 気分を害される方もいるのを承知ではっきり言ってしまいますが、

 

「なんという不自由千万なやつらであろう!!」

 

な状態です。

 

(この引用だと、かく言うハナ自身も自分では気付いてないけど依存者、みたいな設定になってしまいますが。)

 

 上記のような方は、生化学的な代謝における依存は抜けても、

 

精神的にはまだ依存しています。(要は、認識において)

 

「依存者」の枠組みからは、まだ抜け出せていません。決して、一生依存とは無縁の

 

「依存から自由の身になった、完全自由人」
「依存から完全に卒業した、元依存者なだけの一般健常者」

 

にはなれていません。

 

 繰り返しになりますが、本当に酒やタバコの依存から卒業できていれば、酒やタバコを基本的に口にしない中、たまに嗜好品として嗜んでも、そこから量や頻度が増えることもなく、うまく付き合えます。

 

(ハナは、タバコに関しては完全ゼロですが、もしもタバコが1本売りしていたら、ちょくちょく吸うと思います。だって美味いんやもん、アメスピ。20本単位でしか売ってないからもったいなくて吸わないだけ)

 

 ちなみに、「一度でも、再び口にしたら終わり」という認識の人は、

 

実際に口にしたら本当にその通りになります

 

ので、このサイトでこれから述べる内容が本当に理解でき、腑に落ちるまでは、絶対に、これまで通り、何も口にしないことです。

 

 間違っても、本サイトの述べる「卒業」を「魅力的な」酒やタバコを再び口にする口実などにはなされませんよう、忠告しておきます。それで「また人生めちゃくちゃに戻ったやんけ」と怒られても困りますので、あくまで自己責任でお願いします。

 

 長くなってきたので、次の記事に続きます。

 

(使っている作成ソフトなんですが、1記事が長くなりすぎると、メモリがどうとか言いだして問答無用でいきなり落ちやがるんですよね

 

(-_-)

 

ノッてきた時なんか、こまめに保存なんかしていませんから、1時間かけて書きまくった内容が瞬時に吹っ飛ぶとかザラです。今回も少し吹っ飛びました。w なんとかならんのかい、これ)

 

 

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