第56回 ビタミンサプリやプロテインに抵抗感がある人へ 3
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
より多くの方に読んでいただいて虚弱体質改善していただくため、アメブロも始めました。こちらに無い情報も語っていきます。良かったら覗いてみてください。
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前回からの続きになります。
3 否定的な意見を見た
これはもう、致し方のない現象といっても良いかと思います。
「サプリメントは意味がない」
「過剰摂取で健康を害する」
「長期摂取でがん罹患率が上昇した」
「サプリメントやプロテインで体調が悪化した」
「タンパク質過剰摂取で腎臓や肝臓に負担がかかる」
ネットが無い時代であれば、情報発信できる人というのは、今と違って限られていました。新聞か雑誌編集者か、研究者か、あとは個人が何らかの形で本を出すくらいでしょうか。
そして、「情報」が発信されたあとは、基本的に、それを「読者」が受け取って終わりです。
現在はご存知の通り、ハナのように何でもない一個人が手軽に情報発信できる環境が整っています。
発信された新たな「情報」に対しては、それを受け取る「読者」から「賛成」の情報発信と、「否定」の情報発信と、「第三の可能性」の情報発信が、瞬く間に形成されて出現してきます。
一つの「Aである」という新たな切り口の情報発信があるとします。すると、それがいかなる内容であろうと、即座に「いや、Bである」「いや、Cである」といった様々な議論が交わされ、情報発信のハードルの低さが手助けして、瞬く間に「ノットA」意見がネット上に形成されます。
健康情報に限らず、何でもそうですよね。
一つの事件のニュースや、著名人の発言一つでも、途端にその是非が議論され、yes派もno派も即座に生まれてきて、ネット上には、一つの事象に対し、それが正しいという考えと、間違っているという考えと、数の多寡の差はあれ、いつでも両方の主張が存在している状態となります。
「糖質制限 危険」と検索すれば、糖質制限反対派の主張が。
「糖質制限 効果」と検索すれば、糖質制限推奨派の主張が出てきます。
「糖質制限」を「抗がん剤」に代えても、「断食」に代えても、「筋トレ」に代えても、「サプリメント」に代えても、何でもいいです。
一つの主張が思考停止で鵜呑みにされることなく、是なのか非なのか主張がぶつかり合い吟味されることは良いことである反面、ハナも含め専門知識が無く、自身の主張や考えが固まっていない初心者段階の人からすると、
「AもBも双方のそれらしい主張があって、素人の私にはどっちが正しいのか分からなくなってしまった」
という迷子を生み出しやすい側面もあります。
目の前で二人の医師が、真逆の治療法を主張しだしたら、素人の患者は、どっちを信じたらいいんだか分からなくなってしまうわけです。
せっかく一つの道を信じてやり始めていたのに、少し進んできたところで、真逆の主張に出会い、心が揺らいで、疑心暗鬼で続けるか、もしくはどっちに転んでもいいように中庸にハイブリット型に落ち着くか、初めとは真逆の理論に傾倒していくか・・・
(初めに選択していた道が実際正しいのどうかは別にして)
殊に健康情報に関しては、一つのテーマに関して、賛成派も否定派も、双方が「実際の体験者の体験談」や「研究機関の調査データ」「医学論文」などを挙げてエビデンスとし、それぞれの正しさを主張しています。
どちらの主張も科学的統計学的「エビデンス」を提示してきますので、どちらを読んでもそちらが正しいように思えます。
これは、素人目に考えたらちょっとおかしな事態ですよね。
例えば、「Aは効果的だ」「Aに効果は認められなかった」という相反する研究結果、調査結果の両方が普通に存在していたりするわけです。
要は、一つの調査、実験を取っても、「調査対象の質」「数」「調査方法」「調査した地域」も異なれば、そもそも「こういう結果が出るはず」というバイアスのある状態で行われる場合もあり、
(ヒドイと、調査研究費用を出すスポンサーが希望する結論ありきでの調査研究結果であったりするそうです。そして、そのような目的で行われた信憑性の薄い一つの調査研究結果が、ネットのあちこちで引用されて増幅していき、どこをどう調べても同じことが言われている、といった状態となり、後から何も知らずに調べる大多数の人が、あたかもそれが一般的で正しいかのような印象を受ける場がネット上に形成されてしまっていたりします)
一見、信頼性のあるような機関が、信頼性のあるようなやり方で行った調査結果でも、鵜呑みにできる内容では全くなかったりします。
例えばビタミンサプリメントを長期間摂取していた群としていなかった群で比較調査した結果、健康効果が認められなかったという研究結果がありますが、ビタミンサプリメントの摂取量がそもそも話にならないくらい低用量での調査であったりします。
例えばCを一日5gなど高用量を摂取してようやく効果が現れ始めたりする人などの場合、一日200mg程度の摂取だと、摂っていないのと体感も効果もあまり変わらなかったりする場合もあるわけです。
そもそも動物は人間の体重換算で数g単位でのビタミンCを体内で常に合成して使用しています。高ストレス時や疾病にかかっている時などはそれがさらに増加して10gを超えてきたりします。
少なくともビタミンCに関しては、効果を実感するためには200mgというのはどう考えても少なすぎます。
(iHerbや日本の、それぞれ、とあるメジャーなマルチビタミン製品に含まれるビタミンCの用量がおおよそ200mg以下)
200mgだと効果なしでも、メガビタミンで5gや10g摂ればテキメンに効果があるはずなのに、調査の内容を見ずに「サプリメントは健康効果なし」という結論の部分のみ受け取ってしまうと、低用量も高用量も関係なしに、サプリ自体を全否定してしまい、サプリによる治療の可能性や機会自体を失ってしまうことになります。
また、サプリメントを日常的に摂取する人の場合、全く摂らない人に比べて普段から健康に気を使っている可能性が高いわけで、ちょっとした不調で医療機関を受診したり、また定期健診などもきっちり行っている人の割合が高い可能性が高く、早期発見するなどして、サプリを飲んでいなくて自身の健康にあまり関心がない人と比較して何かと「病名が付く」→つまり、「病気になった」となる可能性が高いという考えもあります。
また、例えばビタミンB6のサプリ摂取で肺がん死亡率が1.8倍から3倍(喫煙者)に上昇したという調査結果もありますが、これも詳細を見ずに結果だけ見ると「B6長期摂取=死亡率上昇」と単純に考えてしまいがちです。
しかし、増加率が3倍というと恐ろしい副作用のように感じますが、3倍と言っても、日本の50代男性喫煙者でいうと、10万人中800人の肺がん死亡者が2400人に増加という程度のものです。
非喫煙者なら1.8倍なので800人が約1500人に。
この件に関する「増加率3倍」というのは、逆に言えば、例えば残りの9万7千600人は、喫煙しながらB6を10年間摂り続けても何ともなかった、という程度のものになります。
表現を変えて全く同じことを言っているだけなのですが、こう表現すると、
すごく大丈夫
な感じがしてきませんかね?
B6摂取に関しては、のちの記事で説明しますが、高タンパク摂取において大変重要な効果をもたらしますので、天秤にかけた場合、どう考えても摂取の方に分があるかと思われます。
「自動車の利用で死亡率上昇」
することは確実かと思いますが、メリットの方が大きいから、皆さん車を利用しているわけです。
B6摂取で仮に10年摂取者の死亡者が10万人中の1600人(非喫煙者なら640人)増加したとしても、メリットを鑑みてB6摂取をお勧めします、というのがハナの考えです。
「B6摂取は危険!」と情報発信されているサイトは、ここまで考察することなく、結果的に字面の印象で
実際の問題以上の不安
を煽ってしまっているわけです。
あれこれ調べた上で、実際にやってみること
否定的な情報を見だしたらキリがありません。
肯定的な情報も、否定的な情報も、両方ある。
どっちが正しいのか、自分には見当がつかない。
それなら、とりあえずやってみて、自分の体がどう反応するか体感を重視してみるのも一つの手です。
ハナは、高タンパクメガビタミン低糖質に関しては、理論と体感で、自分の体にとって良いことをやっていると思ってはいますが、他人に勧めるときに、「神に誓って200%絶対的に正しい!絶対間違いない!」とまでは言いません。
過去に玄米生菜食、少食を行っていた時は、それが健康長寿の唯一解くらいに思ってましたが、そうではなかったことを思い知りました。(それもまた、本当のところはやっぱり正しかったのかもしれないし、本当の正解は分かりません。)
ですので、現在のやり方が正しいとは思ってますが、盲信はしていません。
実は30年後に何かしらの思いもよらないどんでん返し、悪影響が出てくるかもしれず、そんなことは200%無い、とは誰も言い切れません。
しかし、そんなことが言い切れる理論自体存在しないと思いますし、そんなことを言ったらスマホも電子レンジも歯磨き粉も使えなくなります。
そもそも、現代の都市部にすら住んでられません。
ただ一つだけ言えることは、現代日本の生き方をしていれば、確実に2人に一人がガンになり、将来的に多くの人が生活習慣病にかかって、何らかの薬を死ぬまで飲み続けるような、健康的に明るいとはちょっと言い難い将来が約束されている、ということです。
高タンパクメガビタミン低糖質で、確実にそれを回避できるとも思ってないですが、何もせずに、自分が将来どんな病気になるか天任せ運任せにするよりは、このやり方で、少なくとも日常的な日々と近い将来の「調子の良さ」だけは追求していけるのかなと考えています。
深く考えず、とりあえず一回やってみれば?
どうしてもサプリメントの副作用の可能性が気になるという方は、「治療法」と割り切って、体調が改善され、爆上げMAXになるまでの期間限定というつもりで、とりあえず始めてみてはいかがでしょうか?
普段、誰しも一度は使ったことがあるかと思いますが、風邪薬や漢方薬だって、治療までの期間限定が前提で、期間を過ぎて使い続ければ重篤な副作用が起こり得る諸刃の剣です。
サプリも、10年単位で続ければ、前述のとおり、様々な副作用が起こってくる可能性は、ゼロとは言えません。(色々調べてみた感触、総合的に判断して、ほぼ心配無しとハナは現在のところは考えてますが)
しかし、短期間、それこそ体質改善までの1から2年、3年ほどであれば、用法用量を大きく間違えない限り、大きな副作用が起こることは、ほぼほぼ無いと言って差し支えないかと思います。
あなたが負うリスクは、導入費用として初めに数千円から1万円程度、続けていくなら毎月何千円か(次のページで詳しく試算してみますが)程度のものだけです。
健康上のリスクは用法用量を守れば、ほぼ無いに等しいです。
超ローリスク、超ハイリターン
な賭けに、乗らない手はありません。
(変な営業文句みたいになってきましたがw)
体質改善、体調爆上げMAXを体験したのち、やはりサプリメントに頼って生きるのに抵抗があると思うのであれば、様子を見ながら少しずつ減らしていけばよく、そのままサプリ無しで維持できればOK、もし体調が落ちるようならまた戻せばいいし、普段の体調は少し落ちてもサプリ常用は卒業したいと思うなら、いざという時に「メガビタミン、高タンパク、低糖質」で体調爆上げMAXにいつでも戻れるという、奥の手というか、安全パイとして安心材料として秘めておけば良いかと思います。
「まあ、つべこべ10年後の心配なんかしてないでさ、とりあえず1回お試しでやってみれば?」
この言葉を、悩めるあなたに贈ります。
続きます。