第8回 【軽く解説】@糖質制限、A消化酵素サプリ、B血液検査、Cリーキーガット症候群
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
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ざっくりとですが、前記事のまとめの内容をつらつらと解説してきます。
最初に言っておきますが、全部の項目が同じくらい重要です。一応順序だてて書いてはありますが、基本的には、重要度と順番は関係ないです。人によっても違いますからね。
全て連関しています。
12パーツで構成された「大きなお皿」
一枚の大きな「お皿」を想像してください。
その大きな「お皿」の上には、あなたの「調子の良さ」が乗っかっています。
@〜Kは、それぞれが、その1枚のお皿を構成するプレートのようなパーツたちです。
平面パズルのように全部が組み合わさって、初めてちゃんとした一枚のお皿になります。
一枚一枚、面積の大きさに差はあります。
また、一番底のパーツなのか、フチに近い上部のパーツなのか、位置も違います。
が、どれが欠けたとしても、そのままにしておくと、最終的には、「調子のよさ」はこぼれ落ちていきます。
フチのあたりのパーツなら、減る水の量は少しで済むかもしれないし、もし底の方なら、小さい穴だとしても、最後には流れ出きって、無くなってしまいます。
大きなプレートが抜けていれば、すぐさま「調子のよさ」はドッと流れ出てしまいます。
小さなプレートが抜けていれば、すぐにはこぼれ落ち切らないので、最初は大丈夫と思い気付かないかもしれませんが、それでもやはり、徐々に徐々に「調子のよさ」は減っていってしまい、気付かないうちに、いつの間にか何となく全部失っているかもしれません。
一応、@〜Kまで番号を振ってあるのは、整理するための便宜上の目的であって、重要度にほぼ差はないです。
(@タンパク質摂取だけは別格で、最優先、最重要事項。全ての土台になります)
どれが欠けていても、長期的視点での完全な虚弱体質改善はできません。
それくらいに思ってみてください。
どの番号も、例えば@タンパク質摂取(糖質制限)だけとか、Eビタミン、ミネラルだけとか、単体での実施では基本的に効果薄いか、時間がかかります。
(効果が出るまで時間がかかり、ともすれば、効果を実感できないせいで、効果が出る前に途中でフェードアウトしてしまいます。何の効果も感じられない、もしくはむしろ最初より悪化するものを、人は何か月も続けられません。誰か信じる指導者に直接指導してもらい、理論をちゃんと理解でもしていない限りは)
「糖質制限でいまいち調子が上がらない」
「ビタミン、ミネラルがそんなに効いている気がしない」
→タンパク質が不足、充足していない(口から入れてはいても吸収できていない)、また、腸内細菌叢が整ってもいない、荒れた状態で何をやっても無意味です。吸収できてないし、あと、消化もいまいちできてない。
逆に、
「プロバイオティクスを始めて結構経つけど、それほど効果を感じない」
→糖質ドカ食いしてたら、腸内環境もクソも無いです。あと、タンパク質とビタミン、ミネラル類も足りてない。腸回復にはタンパク質、ビタミンC,A,Dが必要。サプリ無しに食事だけから確保するのは、とても難しい。
前記事で書いた通り、もちろん本当は、その人の状態によって異なります。もともとどれかのプレートをいくつか最初から持っている人もいるかもしれません。
たまたま、甘いものやパンやごはんをほとんど食べない、乳製品も卵もいうほど好んで食べない。そんなおかずばかりの人。
その人は「@糖質制限」や「Cリーキーガット対策」はいらないかもしれない。
でも、そういう人がいたとして、長年その食事で来ているなら、その人はたぶん虚弱体質でも不定愁訴持ちでもないし、「何となく調子が上がらない」とかで悩んだりしていないと思います。
というか、そもそも、当サイト「治す!!虚弱体質!!」に辿り着いてないと思いますね。笑
まあ、つべこべ言わずに(言ってない)騙されたと思って、本気で虚弱体質を改善して別世界の体調を手に入れたいのであれば、同時進行で、全ての項目を行ってみてください。
・・・ぬ嗚呼ぁ・・・また前置きが長くなってしまった・・・(´Д`)
軽く解説
@高タンパク食(糖質制限する)
糖質ドカ食いとかしてたら、絶対体質改善はできません。
血糖値スパイクを無くす、糖害を無くす。
そうして害悪を減らしつつ、強健快適な肉体の材料となる、効果役割の大きいタンパク質の摂取、良質な脂質の摂取を行う。
砂糖の入ったジュース、スイーツ類、洋菓子和菓子、アイス、パン、パスタやうどん、ピザやポテトフライ、全て完全禁止です。
糖質過多の痩せた女性は、抜き方に注意。
- 上記の類の間食完全禁止。
- 三食それぞれの、炭水化物、肉、野菜の「食べる順番」を肉→野菜→炭水化物に完全固定。肉か野菜食べてからなら、最後に炭水化物はOK。炭水化物のみは禁止。
- 主食を三食から徐々に無くしていく。減らした分、肉を増やす。卵とチーズと乳製品は注意しながらおそるおそるおそる。バターはOK。
- 三食とも完全に主食無し。肉がメイン。
- おかずからも炭水化物、糖類を排除。肉がメイン。
これが失敗しない糖質制限の手順です。適宜、肉をタンパク質換算でプロテインに置き換えます。肉を200gにして、あとのタンパク質はプロテインでもOKです。
少量頻回にすると、より利用効率が高まります。
タンパク質は一日、体重の倍グラムを目指します。
50kgの方なら一日タンパク質100g。
野菜や魚や大豆など、肉と卵とプロテイン以外のタンパク質は、プロテインスコアが低く、利用効率が悪いので換算しません。
半年〜1年かけて体調観察しながらこの五段階の手順を踏めば失敗しません。虚弱体質を改善できます。まあ、人によっては、糖質摂取量を一日小茶碗1杯のご飯を2回まで、(糖質80g〜100g)くらいまでにとどめてもいいでしょう。
絶対守らなければならないのが、カロリーが減り過ぎないようにすること。
A消化酵素サプリ、塩酸サプリを導入する
タンパク質、脂質を分解吸収するため。
当たり前ですが、分解吸収できてないと何の意味もないです。
肉や脂をたっぷり食べると、調子が悪くなる人、便秘になる、便やおならが臭くなる、下痢になる、便の質が下がる、胃がもたれる、重たくなる人。
タンパク質分解酵素、脂質分解酵素が体内で上手く作れてません。
タンパク質分解酵素自体が、タンパク質が材料です。その材料としてのタンパク質を得るために、タンパク質でできた分解酵素が要ります。
肉が苦手なひとは、肉を避けることで余計にタンパク質分解酵素不足になり、もっともっと肉が苦手になります。
自分で作れてないので、最初はサプリの力を借ります。
あと、腸内細菌叢、腸内環境を整える意味でも、消化は大きな意味があります。
分解酵素が足りず、消化しきれてないものが腸に行ってしまうと、悪玉菌のエサとなり、腸内環境を荒らしますし、また、結果、腸内環境が荒れていると、そこから遅延型アレルギーを起こし、全身の不定愁訴に繋がります。
虚弱体質の典型的パターンです。
タンパク質不足の悪循環。
人間の臓器は全て、タンパク質で出来ています。タンパク質が足りないと、体内で不要になった悪いたんぱく質(糖と結び付いた不出来なタンパク質)が再利用され、残念な内臓が形成されていきます。
良質なタンパク質をたっぷり摂取し、良い内臓を作り上げましょう。
B血液検査する
病気や、決定的な異常値があれば、虚弱体質改善とか言っている場合ではないかもしれません。虚弱体質どころか、何をやっても効果効能が出ないレベルの病気や疾患があったら、そちらの対策が先になります。一度病院で精密検査を受けなければなりません。
会社の健康診断等で定期的に血液検査を受けていて、特に異常が見当たらないというでのであれば、とりあえずOKです。
Cリーキーガットの有無を調べるもしくは、「乳製品」「卵」「グルテン」の三種を完全排除する
IgG抗体による遅延型アレルギーを起こしていないか調べます。遅延型アレルギー検査、食物不耐性検査、食物過敏症検査とも呼ばれます。
糖質制限始めて、最初は良かったのに、調子がだんだん落ちてくる人というのは、結構これがおおいはず。と、思ってます。
糖質制限者の大半は、手軽にタンパク質と脂質が摂取できる「卵」とチーズなどの「乳製品」を摂りまくるようになりますので、よほど腸内環境がもともと良くて腸粘膜が強くて良好な人でないと、遅延型アレルギーを起こします。
糖質制限始めて、最初はやたら調子が良かったのに、だんだんと下降してくる人。
「最初は良かったのに、最近なんとなく調子が出ない。やっぱり、糖質制限は良くないのかも」
これが酷いと、「頭痛」「食後の眠気」「倦怠感」「便秘や下痢」「花粉症」「ドライアイ」「全身に炎症物質、様々な疾患、体温上昇」
全身の不定愁訴の雨あられになります。
チーズと卵の食べ過ぎが原因の可能性、大、です。
検査は3万円くらいするので、どうしてもそこを節約したい人は、「乳製品(カゼイン)」「卵」「グルテン」を完全シャットアウトすれば、対策できます。検査しても、十中八九それら項目が高反応のパターンだからです。
ちなみにバターはOKです。
続きは、次の記事で。