第2回 ハナの虚弱体質な過去についてA
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
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ハイ。引き続き残念ですよ。残念な虚弱体質です。続けていきます。
やっと「食べ過ぎ」が虚弱体質の根源にあると気づく
大学在学中の話です。
パンキョーこと一般教育の授業で、高校でいうところの保健体育をテーマにした授業がありました。それで、その授業の教授先生が、西式甲田療法の実践者でした。
なんと、その授業の内容が、そのまんま、玄米菜食の紹介と解説となってました。
(西式甲田療法とは、繰り返しの断食もしくは半日断食と、生玄米食、生菜食、各種運動法を主軸とした少食療法です。西洋医学に見放された難病をたちどころに治してしまうということで、健康オタク界(?)ではかなり流行りました。元となる西式健康法は、年配の方ならご存知の方も多いそう。難病克服の体験談集も発売されており、内容はかなり壮絶です。難病に対する効果効能、その切れ味の鋭さには目を見張るものがあります。)
その教授先生は顔写真付きで甲田光雄先生の著作に体験談を掲載しておられましたので、甲田療法の関連書籍を読破されている方ならハナの大学を特定できてしまいそうですが、それはまあさておき、授業で玄米菜食の素晴らしさを語られるわけです。
「人間は、生玄米食、生菜食、断食で、疲れ知らずの強健な肉体と精神を手に入れられる。」
話の中でも、「ゴリラや馬や牛は、菜食であの巨大な肉体を維持している。肉を食べなくとも肉体は作られる、菜食でも元気に生きられる」という一節が印象的でしたね。
私はそれまでの20年間、「食べないとエネルギーが無くなってしまう」「朝ご飯は健康の基本」と信じ込んできたので、さすがにいきなり「生玄米」「生菜食」はどうにも胡散臭くて、その時はまだ手を出す気にはなれず。。。
ただ、「気付き」だけは得られました。
ただ、何となく、今まで自身の健康のためと思って行ってきた食生活が、実際はただの「食べ過ぎ」にすぎず、それがむしろ自身の健康を崩していたのだという「気付き」を得られました。
虚弱体質になってしまったのは、食べ過ぎが原因だった。。。調子が悪いと、(基本的に調子は悪かったのだが)元気を出そうとなおさらしっかり食べていた。。。身体のために真逆の行為をしていた。。。
まさに天地逆転、コペルニクス的転回です。
劇的に身体がラクになる
玄米は食べていません。
菜食でもないです。
ただ、「食べない方がなんか、身体がラクかも!!」ということにだけは気付いて、日々ラクになっていく身体の変化に、驚きました。
「虚弱体質が治せるかもしれない」
食費を安く抑えたいという希望ともマッチしており、朝は抜き、学食でも一番安い「白ご飯」「みそ汁」(たまにグレードアップすると豚汁。笑)と「冷ややっこ」もしくは「お浸し」が基本メニューとなり、カツ丼や唐揚げ定食をもりもりがっつく周りからは
「女子かwww」
「なんでそんな質素やねんwww」
と変人扱いされつつも、とりあえず「健康のために元気を出そうと無理にモリモリ食べる」ことだけは卒業し、その他はまあ、普通に食べ飲みして大学を卒業しました。
おかげで、一日中眠くて眠くてしょうがない、常に胃がもたれて気持ち悪い、といったような、泥沼のような状態からは一旦脱出こそしました。
しかし、それでもやはり、20年間極端な食生活を行ってきたダメージは深く体を蝕んでいました。
やっぱりまだまだ虚弱体質です。
冷え性、倦怠感、体力がない、花粉症、便秘、イライラや抑うつ感などは無くなることはなく、すぐに体調を崩したり、虚弱体質の見本のような有様。
顔色も悪かった。表情も暗く、元気がない。体力も気力もなくロングスリーパー気味でした。
まだまだ虚弱体質の見本のような状態。