第23回 プロバイオティクスの効果を最大化する
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
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前回まで説明してきたプロバイオティクスなんですが、これの効果を最大化しようというお話。
酪酸菌サプリはいずれにしても必須
前回まで説明してきたプロバイオティクスサプリなんですが、ラクトバチルスやらビフィドバクテリウムやら、成分表に記載されていますが、これらは全ていわゆる「乳酸菌」です。
ちなみに、その乳酸菌のグループの中に、よく聞く「ビフィズス菌」というのも含まれております。(他の乳酸菌との違いは、形状の違い、酸素を嫌う、腸内での割合(乳酸菌1%に対し、ビフィズス菌は99%)酢酸を出し、殺菌作用がある)
そして、それら乳酸菌やらビフィズス菌やら以外に、これらを強力にサポートしてくれる存在があります。
それが、「酪酸菌(宮入菌)」です。
Clostridium butytiumという菌の種類の中のMIYARI株のことを言うそうで、日本人、宮入博士が発見したことで、そういう名前が付いているそう。
酪酸菌(宮入菌)の特長
@乳酸菌、ビフィズス菌の発育を助ける
プロバイオティクスで取り入れた有用菌が、腸内で発育するのを酪酸菌が助けてくれます。
ハナも実感してますが、特定のプロバイオティクスを摂り続けているところに加えて酪酸菌をプラスアルファすると、あからさまに便の出と、便の状態がさらに1段階良くなります。
せっかく買ったプロバイオティクスサプリの効果を、もし最大化したいのであれば、乳酸菌(ビフィズス菌)× 酪酸菌 のタッグが最強です。
色々、まだご紹介していないサプリも片っ端から試しまくりましたが、こんなに飲んで1日2日であからさまに効果がでるサプリもなかなか珍しいです。
Aめっちゃ強いw
乳酸菌と違って、芽胞を形成できます。生存に劣悪な環境下では胞子として活動停止、バリアを張って眠っています。
守りに入った胞子の状態だと、なんと100℃の高温、強酸性、強アルカリ性、乾燥下でも耐えうるそうです。
酪酸菌(宮入菌)さん、めっちゃ強いwww
そして、腸内など、生育可能な環境下になると、あらためて生育を開始、活動再開してくれるので、プロバイオティクスとして摂取した際、確実に腸内まで届いて活動することを確約してくれる、なんともタフで頼りになるやつです。
Bさらに、めちゃめちゃ強いwww
なんと、抗生物質に耐えます。
抗生物質と同時に摂取した場合でも、腸まで届き、単独で摂取した場合と同様に生存して活動してくれるとのこと。
どんだけ強いんだよ宮入菌さんwww
つまり、普段怪我や手術や、細菌に感染して重い症状が出た時など、どうしても抗生物質を仕様せざるを得ない場合、この酪酸菌(宮入菌)が強い味方となってくれるわけです。
ちなみに、風邪や熱なんかで医者にかかった時、抗生物質をほいほい出してくるお医者さんも結構いますが、症状がどうしても我慢できない、もしくは特別な事情でとにかく1日でも早く直さなくてはいけないなどでない場合は、ハナは極力飲みません。「抗生物質はお腹の調子がめちゃくちゃ悪くなって後で大変なのでちょっと。。。」と断るか、処方箋だけ大人しくもらってあげて、w そのまま薬局に行かずに帰宅します。
腸内細菌叢キラーですからね。
本当にどうしても取らないとマズイ場合以外は飲まないようにしています。
C酪酸菌自身も、有用な効果を発揮
腸内で短鎖脂肪酸を産出。
- 抗炎症作用
- 抗潰瘍作用
- 腸内上皮細胞の増殖を促進
つまり、リーキーガット症候群対策にVERY GOOD。
次回、具体的にどの酪酸菌(宮入菌)サプリを買えばいいのかを
ご紹介します。