第31回 遅延アレルギー検査しなくて済む裏ワザ

第31回 遅延アレルギー検査をしなくて済む裏ワザ



【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】


より多くの方に読んでいただいて虚弱体質改善していただくため、アメブロも始めました。こちらに無い情報も語っていきます。良かったら覗いてみてください。

https://ameblo.jp/akatsukihana12


 

 ハナも当初、一般的に言われる糖質制限のやり方で始めました。

 

ハナの場合

 

 書籍等でやり方を調べ、かなり厳密に行ったのですが、何せざっくりいえば、食べるものが肉かチーズか卵かナッツか野菜しかありません。

 

 肉をメインとすると、あとはちょっとした付け合わせというか、酒のアテとして、卵やチーズをどうしてもかなりの量食べたくなってくるわけです。

 

 卵とチーズだけでいうと、

 


半熟スクランブルエッグ2玉、チーズを食べたいだけ

コンビニの半熟煮卵2玉、

メインを食べた後にまた半熟スクランブルエッグ2玉、チーズを食べたいだけ

 

といった感じで卵を毎日6個とか食べてました。

 

「完全に食べ過ぎやんwww」

 

・・・と思われるかもしれませんが、一般的な糖質制限のやり方からいえば、これは

 

全然やり過ぎでも何でもない

 

とされています。

 

 糖質制限と名の付く書籍を読むか、ネットで糖質制限者の方のブログやサイトを見てみれば分かります。

 

 何も、サイトの初回あたりで説明した、ハナの極端に突っ走る性格が発動して暴走したわけではありません。(w)

 

 むしろ、カロリーを確保するために、卵とチーズをたっぷりと摂取することは、どの糖質制限の流派(??) でも推奨されております。

 

 しかし、です。

 

 半年から一年くらいまでの、初期?中期くらいまではそれでもいいのですが、人によって、次のような段階が出てくることがあります。

 

「何だか最近、イマイチ調子が出ない。糖質制限をきっちりやっているのに、最初は絶好調だったのに、どうしたことだろう」

 

「何となーく、身体が重い、頭が痛い、浮腫む、気分が晴れない、イライラする、便の質が悪い、腹が緩い、目が乾く、充血する、やたらに肌が荒れる」

 

(↑人によっては程度がゆるやかで、自分の体調なんてこんなもんだろうと、問題視せずに低め安定のままで、そのままずっといってしまうパターンも・・・)

 

 で、結局、もともと中庸主義の方だと「糖質制限ってやっぱり、短期的にはいいけど、ずっとやるには良くないのかも。ほどほどが一番。」と、フェードアウトしていってしまいます。

 

 ハナの場合も、糖質制限を本格的に始めてから半年ほど上記の食生活を続けていたところ、いつの間にか、なんだか調子がイマイチになってきました。

 

何となく頭が痛い。
身体が重い。
目がヒリヒリして痛み、充血し、乾燥する。

 

何でだろう、何かおかしいな。。。

 

 色々書籍を読み漁り、(健康系書籍は普段から読み漁っているのですが)調べること一ヶ月以上。

 

「まさか。。。アレ。。。か??」

 

 とある書籍の「同じ食品を取り続けないこと。遅延型アレルギーになる恐れあり」との一節に思い当たりました。

 

 通常、糖質制限は、何の下調べも無しの超初心者が陥りやすい最大の落とし穴「摂取カロリー不足」を避けるため、「糖質の代わりに、胃腸が許すなら、食べたいだけ肉と卵とチーズをたっぷりと摂ってよい」と指導されます。

 

 ハナも、取れば取るだけいいんだ、に近い感覚で、一度勉強不足による摂取カロリー不足で失敗していることもあり、また、美味しく、安く、摂りやすい卵を、毎日たっぷりと摂取していましたが、そこに「毎日同じものは食べるなと言われたって、「そんなことしたら食べるものなくなるやん」「安くて上手い、卵をレギュラー落ちさせるのはちょっとなぁ。。。」と、何となく、その一節はスルー。。。

 

 しかし、そこは疑いだしたらキッチリ判明させないと気が済まない性分

 

 即効で、

 

遅延型アレルギー検査キット(約3万。。。高っ。。。!!)

 

を取り寄せて検査しました

 

 

遅延型アレルギーとは?

 

 細かい説明はここでは省略。
 軽くに留めますので、あとはググっていただければと思います

 

 軽くまとめると、

 

 糖質、グルテンや、アルコール、卵や乳製品など特定の食品や腸内環境の悪化、栄養不足などが原因で、腸の粘膜に炎症が出来、また、腸粘膜のバリアが弱くなってしまい、そこから未消化のタンパク質等が体内に侵入、様々な食品に対してアレルギーを起こしてしまう状態

 

ってな感じでして、「腸漏れ」という意味で「リーキーガット症候群」などとも呼ばれます。

 

 ソバや花粉症やダニなど、即時型アレルギーと違って、遅延型アレルギーは数日以上かけて、緩やかに症状が持続します。

 

 炎症物質が体内を駆け巡る

 

わけです。

 

 それはちょっとした頭痛やダルさ、重さ、眠気、鼻詰まり、抑鬱感、胃や腸の不調、ドライアイなどという形で翌日や、下手したら数日かけて現れるので、なかなか原因に気付きにくいものです。

 

 卵に遅延型アレルギーがあっても、まさか、今朝の頭痛が2日前に食べた一つの卵が原因だとは、絶対に気づかないわけです。

 

 遅延型アレルギーというものの存在を意識していない限りは。。。

 

 

ハナの検査結果

 

 

 

 

 レベル6まで遅延アレルギーの段階がありまして、

 

 2まではセーフ、3は要注意、4以上は完全アウト、という判定になっております。

 

 ご覧のように、なんと卵と牛乳に特別に強い反応が。。。
(小麦に関してはレベル3でしたが、おそらく、糖質制限を始めて半年ほど経っていてほとんど摂取していなかったために、やや偽低値が出ていたものと思われます。数か月摂取していないと、アレルギー物質が減少して検査には出にくくなります。これだけでは遅延アレルギーが解消されたとは言えず、腸の炎症が完全に治っているかどうかはわかりません)

 

 まさかとは思いましたが、こんなに強く反応が出ているなんて。。。

 

 すぐさま実験的に、卵とチーズをゼロにしてみた(小麦はもともと避けていた)ところ。。。 

 

ナニコレ、めっちゃ快適やん

 

 

めっちゃ身体が軽いやん

 

 

めっちゃ身体がスッキリしてるやん

 

 

ドライアイ、いっぱつで治ったやん

 

 おどろきでした。

 

 こんなに分かりやすく体調が変わるとは。。。(~_~;)

 

 で、喜び勇んだハナは、嫁さんの分の検査キットも即、取り寄せまして、

 

 その結果。。。

 

 嫁さんも反応凄いやん。。。

 

(そこまで厳密に糖質制限はしていなかったが、もともと思春期の頃から過敏性腸症候群で便秘と下痢を繰り返していた)

 

 で、小麦を避けた結果。。。

 

 長年の悩みだった過敏性腸症候群が一発で解消・・・!!!

 

 で、色々そこから調べてみたのですが、全然反応でない人の方が珍しいくらいで、殆どの人がなんらかの反応を示すらしいです。

 

 で、普段、腹が緩いとか、偏頭痛があるとか、ドライアイとか、イライラしやすいとか、何だかスッキリしないとか、疲れやすくてダルいとか、

 

 なんらかの不定愁訴がある人は、

 

高確率で卵か乳製品か小麦のアレルギーがある

 

ようです。

 

 ましてや、糖質制限を続けていく中で、良かれと思って卵やチーズを人一倍マジメに摂り続けている人なら尚更です。

 

 で、何となく遅延型アレルギーのせいで調子が落ちてきて、糖質制限自体に疑問を感じてフェードアウトしていってしまう。。。

 

 酷い人だと、糖質制限で体調を崩した(と勘違いしている)ものだから、真逆に向かって糖質万歳な食生活にシフトしていく人もいます。

 

 糖質制限はほどほどでもいいです。

 

 ただ、それで調子が上がってこない(不定愁訴が改善されない)か、最初は良かったけどだんだん下降してきた(不定愁訴が増えた)人がいたら、一度遅延型アレルギー検査を受けてみて下さい。

 

 遅延型アレルギーは眉唾だという否定意見もあります。

 

 しかし、我々は学者ではありません。理論は二の次です。実利優先の現場主義で行きましょう。

 

 正しいか?正しくないか?

 

 あれこれ頭で考える前に、自分の体で実際に試してみることです。

 

 100人の学者が否定しようが、1万人が試して効果が無かろうが、実際にあなたが自分の体で試して効果があるのであれば、あなたにとっては、後者の方に断然価値があるはずです。

 

 試してみて、何の変化も感じられなければ、元に戻せばいいだけです。

 

なんなら、検査を受けなくても対策は出来る

 

 ハナの考えでは、
 自分の体に関する一生物の知識・体験になりますので、

 

80から自分の年齢を引いた数で検査代3万円を割ってみて下さい

 

と言いたいところですが、

 

 ちょっとそれも厳しい、そこまで金をかける気は無いという方は、お金をかけずに対策可能です。

 

 何故か?

 

 検査項目は200に渡りますが、十中八九、卵か乳製品か小麦に反応が出るのがほとんどだから、

 

です。

 

 冒頭でも書きました。

 

「卵、乳製品、小麦を禁止してみて下さい」

 

 体調を向上させたい、不定愁訴がある、のであれば、最低1ヶ月くらいやってみて、体調がどう変わるか観察してみて下さい。

 

 この中で、どの食品かをさらに特定したいのであれば、一つずつ、卵だけ、乳製品だけ、小麦だけと順番に解禁してみて、体調の変化を観察するという特定方法もあります。その場合、一度どれかを解禁した場合は、また三つとも禁止の期間を2週間程度、毎回挟んでください。

 

 この方法だと、最長3ヶ月程度かかってしまいますので、面倒な方は、三つともゼロにして体調の違いを確認し、あとは、どうしても摂らなければならない場合や、連続か大量、という摂り方さえ避ければ、影響は最小限に抑えることができます。

 

 ちなみにハナは、現在は卵もチーズも、馬鹿みたいにそれだけでお腹いっぱいに、みたいな食べ方をしない限り、体調に影響しなくなりましたので、(リーキーガット症候群、遅延アレルギーはかなり改善されたと判断してます。しかし、小麦だけはまだ駄目です。摂取の二日後に如実に体調低下します。)一日2〜3個の卵は毎日摂ってます。

 

 ただし、いつまた再びこれらが原因で体調低下するとも限りませんので、その辺は注意して体調観察しながら、と言った感じです。もしバカ食いしつづければ、きっとまた再発するでしょう。

 

 いずれにせよ、卵や乳製品や小麦を中長期で頻繁に食べてノーダメージというのは、稀なケースくらいに思ってみてください。

 

 体調改善したいなら、とにかく、一度騙されたと思ってこの3種を断ってみる。変化なければ戻せばいいのです。

 

 ちなみに、家族の分や半年一年後の自分の分など、2つ以上遅延型アレルギー検査キットを取り寄せるのであれば、アンブロシアという会社のサイトで直接注文するのが一番安上がりになります。Amazon等では行っていない複数購入割引があるからです。

 

 一つしか買わないのであれば、Amazonでもいいでしょう。

 

 また、栄養療法を取り入れている医院等で遅延型アレルギー検査を行うのは、割高になります。

 

 医院の取り分が加算されるので当たり前と言えば当たり前です。

 

 結局、この検査はアメリカでしか行っていません。

 

 医院で採っても、検査はアメリカに外注する形になります。

 

 自宅でネットの検査キットで採血しようが、専門の病院で採血しようが、結局、検査するのはアメリカの検査機関であることに変わりはありませんので、採血に特別不安があるのでなければ自宅で行って差し支えないでしょう。

 

 医院で受ければ、検査結果を受けてのアドバイス等受けられるかもしれませんが、その食品を避けつつ、リーキーガットを解消しなければならないという対策に、医院でも自宅でも、いずれのパターンでも変わりはないからです。

 

 

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