第30回 卵とチーズは食べてはいけない
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
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本編の内容と全然関係ないですが、年末の忘年会で腕相撲をした際に、仕事関係のとある人物に全力で叩きのめされ、わき腹あたりを痛めてしまいました。
自分より腕が太い知り合いや友人に腕相撲を挑みまくって6連勝中で「俺、結構強いんじゃね?www」と調子に乗ってたら、昔市場でマグロ担いでた若社長さんに
ボコボコにされました。
挑んどいてボロ負けして、わき腹まで痛めるとかどんだけブザマやねんw
この話をした嫁さんにも
「ダサwww」
と嘲笑われる始末。
一週間ほどしてから、
たびたびうずくまるほどに
痛んできたので、年始の1月2日で、調べまくり電話しまくるも(電話口で、「うぅ?泣」とか呻きながらw)、どこも休診(当たり前)で焦る中、唯一外科の先生がいた救急病院で診てもらいました。
CT 撮ってもらったのですが、肋骨にも軟骨にも臓器にも異常は認められず、結局、所見無し。
取り敢えず痛み止めだけもらい、嫁さんの実家で今回の記事を書いています。
肋間神経痛とかだと、
一生引きずる場合もある
ようなので、そうならないことを祈ります。(~_~;)(追記:大丈夫でしたw)
肋骨にヒビが入ってくれてたほうがまだ分かりやすくて良かったですね。
ゼンゼンどうでもいい話なんですが、痛み止めってめっちゃ効きますね。怖いくらいに。
抗生剤を筆頭に、西洋薬はあまり好きではないのですが、こういう症状だけ抑える力ってのは、ほんとに凄いです、助かります。
使う使わないは別にしても、いざとなったら痛みを止められるって分かってるだけでも、とてもありがたい。
こういうイレギュラーがあると、普段、自分が無感(痛みや重さやダルさなどが何も感じられない理想の状態)であることが、どれだけの精妙極まった奇跡の積み重ねの上に成り立っていることか、そのありがたさが思われます。
大きな痛みや辛さが、ただ、何もないというだけでも
本当にありがたい
ことです。
細胞での代謝や、ホルモン分泌、内臓の働き、心臓等筋肉や脳における電気信号の伝達授受など、様々な天文学的な数の要素が奇跡的に上手いこと連携して、ただ安定しているのではなく、増えるもの、減るもの、色々な変化の奇跡的なバランスの上に、つまり動的な平衡の上に、生命維持はもちろん、普段の「調子が良い」状態が成り立っているわけです。
そこに、惰性で甘いものや酒やタバコなどを何となく摂取して、崩れかけるバランスを身体が必死に戻してくれているわけですから、考えれば考えるほど頭が下がりますね。
調子の良さに驕ることなく、日々を大切に生きていきたい。
まあ、こんなこと言ってても、
数分後には忘れてそう
ですが、たまに思い出しては、自分を引き締めたいものです。
では、トリップはこの辺にしておきまして、
冒頭の近況とは全く関係のない、今回は遅延型アレルギー検査のお話になります。
糖質制限の罠
当サイト「治す!!虚弱体質!!」の、読者の方々に伝えたい内容としては、ザックリ乱暴に説明すると以下のようになります。
「糖質制限して、タンパク質摂れ。一年続けたら、人生変わるから」
当然ですが、実際は、この基本的な考えについてまわる様々なポイントや、コツ、注意点というものがたくさんあります。
中でも特に、非常に陥りやすい落とし穴のようなものもいくつかありまして、今回のお話はそのうちの一つがテーマになっています。
今回のテーマとは別ですが、例えば一つには、以前のページでお伝えした、
「いきなり糖質をゼロにするな、段階を踏んで時間をかけろ」というものがあったりします。
今回お伝えするのは、糖質制限をすると、当然、その代わりとしてタンパク質と脂質の摂取が増えてくるわけですが、その摂取内容に関しての落とし穴についてです。
端的に言います。
「卵と乳製品と小麦を摂るな」
(体質改善の期間だけでも控えめに)
「摂るなら、遅延型アレルギーの可能性を頭に入れて、体調を注視しながらおそるおそる採れ」
食べるものがない?
体質を改善するまでの間は、現代日本人の一般的な食生活からすれば、かなり偏った食事内容を行うことになります。
食べていいもの
・牛肉、豚肉、鶏肉(茹でか160度以下の低音調理なら理想だが、あくまで理想なので縛られ過ぎずに。肉類の積極的な摂取を優先に。焼きも揚げも可。※高温調理過程のメイラード反応でできた終末糖化物質AGEsに関しては、吸収過程で消化されてしまって、体への影響なしとの説もあり。江部康二先生のブログ記事に、高血糖により体内でタンパク質と結びつき生成されたAGEは有害だが、食品由来のAGEに関しては無害という立場である、とあります。ただし、それを示す論文等があるわけではなく、それが有害と言う米国の論文もあり、結論はまだ出ていないとのこと。気になる方は茹でなどの低温調理を意識されてください。)
・魚(極力少なく。「PUFAフリー」の考え方)
・葉野菜など、糖質の少ない野菜類
・素焼きの、クルミかアーモンド(極力少なく。カビの問題。PUFAフリー。)
・納豆、味噌
・バター、ラード、ココナッツオイル、MCTオイル
・その他、糖質の少ない食べ物
・体質改善後なら、最終的には、食事の最後に糖質換算40〜50gくらいの白飯かサツマイモを一日2回程度(これは個人それぞれの体調と相談しつつ)まではOK。ちなみに、白飯100g(子供用ミニ茶碗orコンビニのおにぎり)には約35gの糖質アリ。
基本的には食べないもの
・パン、うどん、パスタ、ソバ(小麦を断つだけで体調劇的改善される人も)
・菓子類、ケーキ類
・甘い飲料全般
・イモ類
・ピザ、カレー
・小麦の入ったもの全般
・卵(食べたいなら食べてもいいが、一日1〜2個までなど控えめに。体調と相談しながら、体調不良の原因になり得るものを食べているとの認識を。体調が上がってこない場合は、一度疑う。また、食べない日を作るなど、遅延アレルギー対策を意識した摂り方を。)
・乳製品全般(上記注意点と同じ。)
・大豆製品(豆腐や豆乳)→毎日はやめて、たまに、など、摂取し過ぎなければOK
で、一般的な糖質制限やMEC食と、ハナ流の糖質制限の異なるところは、上記のリストの注意点にも書いてますが、
ハナ流では、体質改善するまでは、卵(なるたけ)、チーズ(乳製品)、大豆を基本的に禁止
しているところです。