第14回 【軽く解説】 12.筋トレする

第14回 【軽く解説】 12.筋トレする



【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】


より多くの方に読んでいただいて虚弱体質改善していただくため、アメブロも始めました。こちらに無い情報も語っていきます。良かったら覗いてみてください。

https://ameblo.jp/akatsukihana12


 

12.筋トレする

 

 マッチョメンにならなくてもいいので、毎日筋トレしてください。

 

 筋トレして脚や腕が太くなってしまったら困ると心配されている女性の方は、安心してください。

 

 部活動などで毎日毎日数時間単位で筋肉の特定部位を駆使するか、ジムに行って高負荷のウエイトで、バキバキの筋肉痛になるレベルを年単位で続けない限り、見た目にマイナスになるような明らかな筋肉の太り方はしません。

 

 一日10分でいいです。

 

 スクワット、腹筋、背筋をメインに、あとは、腕立て伏せ、懸垂あたりを、出来る限りゆっくりとした動きで、可動域の限界まで、筋肉がツラくなるまで追い込んでください。

 

 というか、ツラくなってから、5回、10回と責めてから、終わりにしましょう。

 

 ジムに行くか、自宅にウェイトトレーニング器具を買ってやれれば最高ですが、「自重トレーニング」でググれば、器具は無くともそれなりに筋肉は鍛えられます。

 

 小さいお子さんがいらっしゃるなら、肩車してスクワット。(転倒しないようご注意を)

 

 細かいやり方や頻度など、具体的な方法論としては、

 

筋トレコンテンツはググれば死ぬほど出てくる

 

ので、そこは敢えて解説しませんが、ポイントだけ。

 

 

  • デカい筋肉をとにかく優先的に鍛える(要はスクワットをメインに)
  • 最初の半年間ほど、トレーニングに身体が慣れてくるまでは、毎回物足りないくらいにしておく。初めからやり過ぎると、関節等を痛めるか、免疫力が落ちて風邪を引くなど、体調を崩します。(←経験者が語っています)

 

 

で、なんでハナが筋トレをしろと言うのか、その理由ですが、メリットがいくつかあります。

 

  1. 体温が上がる
  2. 血糖値が上がりにくくなる
  3. 血糖値が下がりにくくなる
  4. 疲れにくくなる

 

 

1.体温が上がる

 

 体温が上がることのメリットは、ここでいちいち挙げませんので、ググっていただければと思います。免疫力や血液循環、代謝全般に好影響。体調も、精神も、低体温と高体温で雲泥の差です。生きるとは代謝すること。で、代謝は高体温で活発に。というか、低体温で低調に。
 基本36度台前半、酷いときは35度台だったハナの体温ですが、現在は37度を超えてます。

 

 タンパク質摂取と、筋トレの効果だと思ってます。

 

 体調や精神が絶好調でないのに体温だけ高い人は、炎症物質が関係していると思ってください。どこかに異常があり、そのために炎症物質が産生されて、身体が火照っているような状態。これは不健全な体温の上がり方です。

 

 高体温だと長生きできないという説もありますが、だからといって低体温のまま、大病におびえて不調のまま人生を終えたいでしょうか?

 

 一日5分から10分。筋トレ(特にスクワット)を一生の習慣にすることで、体温が上がり、はかり知れない恩恵を受けられます。

 

 

2.血糖値が上がりにくくなる

 

 筋肉が血中の糖を取り込んでくれますので、筋肉がある人は、高血糖になりにくい。インスリン分泌も少なくて済みます。

 

 

3.血糖値が下がりにくくなる

 

 前項と関連しますが、筋肉が、血糖値スパイクを防いでくれます。筋肉がアラニンという物質を出し、そのアラニンを元に糖新生が起きます。要は、糖が入ってこないときに低血糖にならないように体が調整してくれる機能の一旦は、筋肉が担っているということです。糖質制限で女性が失敗しやすく、また、そもそも糖質が好きだったり、そのせいで体調を崩しがちなのは、筋肉量が少なく、血糖値が安定しにくいことがあります。

 

 

4.疲れにくくなる

 

 前述の体温が上がること、血糖値が安定することも疲れにくくなる要因ですが、あとは、姿勢が安定することで、呼吸の改善と、内臓への血流が安定したりするところも、疲れにくくなる要因の一つにあります。取り入れる酸素が不足、血流に乗って内臓へ届けられる酸素が不足、エネルギー産生に酸素が必要ですので、それだとエネルギーが上手く作れずに疲れます。
 また、筋トレを行うことで適度に交感神経優位になり、シャキッと元気ハツラツに。
 グニャリとした猫背で誰より元気いっぱいな人はちょっと想像しにくいですよね。

 

 

 

 冷えとり健康法というジャンルがありますが、お湯を飲んだり、靴下を何重にも履いたり、半身浴を2時間したり、その他身体を温める方策がずらり。

 

 それで、数年間から10年間、不定愁訴の雨あられの本人が、瞑眩だ、毒だしだということで苦しみながら、それらに耐えておられます。加えて、毒を溜め込まないためにと、少食傾向に。質の悪い食べ物を避けることはいいことですが、質の良いもの(特に肉などのタンパク質)まで一緒くたにして避けてしまいます。そのうち、食べると疲れる、やはり食べることは良くない、やはり少食の方が調子が良い、と言い出します。ますます、食べることは悪いことだったんだ、となってくるのですが、食べることが悪いのではなくて、少食のせいで(少食によるタンパク質不足のせいで)その人の胃腸の消化吸収機能が弱まってきているだけです。

 

 歩かなくなった人は、機能が衰えて、歩くことがしんどくなります。

 

 それを、「歩くと疲れる。歩くことは悪いことだったんだ。ベッドに上にいると楽だ。ずっとベッドの上にいるべきだ」

 

 これが少食です。

 

 食べることが悪いのではなく、悪いのはその人の虚弱になってしまった胃腸です。

 

 残念ながら、少しズレいるのではないでしょうか。

 

 冷えに関しても同じです。

 

 冷え自体が悪いのではなく、問題なのは、体温を高めて冷えを撃退できない身体の機能低下の方です。この機能低下は、タンパク質不足と糖質過多が引き起こしています。

 

 根本原因を無視して、結果である冷えの部分だけ見て、ならば外から温めればいい、と言って、せっせと靴下を5重履きしています。

 

 身体は基本的には、温めたら温めただけ弛緩して、熱を放出しようとし、結果的には逆に冷えていきます。体を温めると、当然体は熱を作ろうとはしなくなります。結果、余計に冷えます。

 

 じゃあバンバン冷やしたらいいのかというと、そういうわけでもないんですが、(温めるばかりよりは、適度に冷やした方がいいですよ。体の恒常性維持機能を刺激します。要は適度なメリハリ。)外からなんやと調整するのもいいですが、一番大切なのは、必要な熱を必要なだけ作れる丈夫な肉体と内臓を作り上げることです。

 

 そのためには、タンパク質摂取で内臓を作り変えることと、筋トレで筋肉量を増やすことです。

 

 そしたら、体温は37度になります。そしたら、靴下は1枚でいいです。

 

 

 だんだん話が逸れてきました。他ジャンル批判はこの辺にしておいて、

 

まあとにかく、正しく筋トレすることによるデメリットは無いに等しく、メリットは人生そのものを変え得るほどのものが期待できますので、やらない理由はありません。

 

 

 とりあえずスクワットを毎日、一か月続けてみてください。

 

 

 

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