第39回 糖質がやめられない人へ 2 (ATP編)
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
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前回の続きです。
A中期的脱出法「ビタミンB群、C、Mg、Feをサプリメントで摂る」
↑ハナ作。「ATP産出とビタミンB」の図。
えっ?
字が汚いですか?
そうですか。
そうですね。
汚くない、と言ったとしたら、それは嘘になりますね。
でも、図なんかはどうでしょう。
クエン酸回路の円が、キレイに書けなくて
ちょっと洋梨っぽくなってしまっている
ところなど、エロチシズムを感じると思いませんか。
思いませんか。
そうですか。
まあ、そうでしょうね。
(ハナのクエン酸回路はショート寸前なのかもしれません。)
人間は筋肉で動いてます。
筋肉は、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーで動きます。
ATPはどこでどのように作られるのかというと、筋肉の細胞の中にあるミトコンドリアという器官の中で、クエン酸サイクルという代謝回路によって
生み出されます。
口から入ったタンパク質、糖質、脂質が胃腸で消化、分解され、代謝反応を経て、アセチルCoAという物質に変わります。
これをもとに、クエン酸サイクルという代謝回路がくるくる回る中で、エネルギーである「ATP」が生み出されます。
口から入ったタンパク質、糖質、脂質が消化酵素によって消化されて・・・
紆余曲折を経て最終的にATPエネルギーに変身するまでの間に、
ビタミンB群
ビタミンC
マグネシウム
鉄
などなどが必要になります。
特に、糖質がやめられない人の場合、糖質が代謝される際にはビタミンB群、
特にビタミンB1が大量消費
されますので、
ビタミンB不足
でクエン酸回路が上手く回らず、エネルギーであるATPが不足している
のが一つお決まりのパターンです。
で、ATPが不足すると、文字通りエネルギー不足ですので、
やる気でない
しんどい
だるい
疲れる
という不定愁訴がデフォルトになってきます。
すると、どうにもこうにも、
糖質が欲しくなる
わけです。
一瞬ですが、血糖値が上がるとともに多幸感も起こってきますので、糖質を摂った後だけは、一瞬楽になった気がして、
「やっぱり糖質って大切よね、エネルギーだもんね」
となり、糖質摂取と、糖質への渇望が自分の中で肯定されてしまい、
最凶糖害スパイラル
最凶糖質無間地獄
に陥っていきます。
これを食い止めるに有効なのは、ATP産出に必要な補酵素である
ビタミンB群、C、Mg、Feをサプリ等で補ってやる
ことです。
(※基本的には男性と閉経後の女性は鉄サプリは不要。)
ATP不足が解消されれば、身体が軽く、元気いっぱいになります。
「糖質摂って、何とか血糖値戻して元気振り絞りたい」みたいな
焦燥感交じりの糖分補給
はしなくてすむ・・・というか、
したくもなくなります。
甘いものが食べたい感覚はあっても、
「渇望」
まではいかなくなります。
要は、たとえ何かの拍子に糖質が食べたくなっても、頭で「うーん、今回は食べない方がいいかな」とさえ考えることが出来れば、余裕でやり過ごすことができるようになります。
具体的にどのサプリメントを買えばいいのかについては、後々予定しているビタミン、ミネラルを扱った記事の中でまた詳しくご紹介します。