第19回 フリースタイルリブレでケトン値を測るには
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
より多くの方に読んでいただいて虚弱体質改善していただくため、アメブロも始めました。こちらに無い情報も語っていきます。良かったら覗いてみてください。
↓https://ameblo.jp/akatsukihana12
虚弱体質を改善し、調子爆上がり状態がデフォルトな毎日を送りましょう、という、本サイトのメインテーマに従って、一つ一つ記事をご紹介しています。
まず最初に手を付けていただきたい生活習慣として、糖質制限な毎日を送りましょうという内容。
具体的な糖質制限のやり方は、「糖質制限 やり方」とググるだけで大量に情報が出てきますので、ここでは割愛。
ただし、糖質制限の危険性の情報も同時に出てくるし、何が正しいのかわからないと迷子になってしまいそうな方は、医師の江部先生のブログか書籍を、糖害について詳しく知りたいのなら、治療家の小西信也先生のHPを参考にしてください。「楽道」というHPです。Facebookのメガビタミングループでも良いでしょう。
ハナがどういう意図で糖質を避けろ、そのためにフリースタイルリブレを上手く使って糖質嫌いになれ、と言っているのかを理解できるかと思います。
実際に糖質を制限出来ているかどうかも大切ですが、それよりももっと大切なことがあります。
それは、糖質を制限するスタンスの話です。
長期に渡ってその習慣を継続してくために、「頑張って、歯を食いしばりながら大好きな糖質をド根性で泣く泣く我慢し続ける」のではなく、「や、ごめん、糖質なんて、頼まれたって口にしたくないっす」という、根本からの糖質忌避人間に生まれ変わっている必要があります。
前者で泣く泣く我慢なスタイルではどのみち長くは続きませんし、単純にやっている間しんどいです。
後者なら、糖質制限というより、糖質嫌い人間ということですので、何も努力は必要ありません。あなたが嫌いな魚介類を避けるように、ナチュラルに糖質を避けて摂取せず、糖害とおさらばな人生を送れます。
基本的に糖質は無しで、嗜好品として。
また、どうしても付き合い上のシーンで、仕方なく、意図的に糖質を摂る。そういう距離感が良いかと思います。
そのために、フリースタイルリブレを活用し、血糖値の爆上がりというショックな光景をトラウマのように自身の胸に刻み付けようというのが、前回までの内容でした。
今回は、それに加えて、具体的に糖質制限を行っていくうえで、あなたの行っている糖質制限がちゃんと成功しているのかどうか、糖質を制限することで失った糖質からのエネルギー摂取を、脂質から代替として行えているかどうかを測る指標として、「ケトン値測定」を行う必要性と、そのやり方について説明していきます。
フリースタイルリブレでケトン値を測ろう
端的に言いますと、「β‐ケトン測定電極V」というアボットジャパン社の血糖値測定器用の電極を買ってください。
消耗品で、一回測定するのに電極が一個要ります。
ただし、これが残念ながら、その辺で売ってません。
ドラッグストアはもちろん、普通にネットで検索するだけだと、Amazonでも楽天でも売ってません。
いくつか丹念にページを見ていくと、個人輸入系のサイトで何件か取り扱いを見かけるものの、残念ながら価格がバカ高い。
何枚まとめて買うかによって価格は変動しますが、だいたい中間のまとめ買い枚数で、一枚300円前後します。
ケトン値測定は、自分の中で「昨晩これだけ糖質を取ったら、翌日はケトン値がこれだけだった」というように、何度も何度も試行錯誤しながら使用するものです。
厳格に糖質制限を数か月行って、徐々に上がってくるケトン値を、まだかまだかというように、しょっちゅう測ったりしてみたくなるものです。
子作り真っ最中の女性が、妊娠検査薬を、まだかまだかと一日何度もむやみに乱用(笑)するのに似ています。(ハナの奥さんがそうでした。笑)
自分が行っている糖質制限が果たして上手くいっているのかの指標として。
また、糖質から取らなくなったエネルギーを、脂質から代わりに摂取できているのか、つまり、脂質代謝回路がちゃんと機能してエネルギーとして利用できているのかの指標として、欠かせないものです。
そんな消耗品ですので、個人輸入のバカ高い1枚300円では継続できないので、困るわけです。
そこで、海外オークションサイトを利用します。
個人輸入サイトより安く買えます。
「ebay」で血糖値測定電極、ケトン値測定電極を買う
海外オークションサイト「ebay」です。
オークションサイトと言っても、買い方はAmazonや楽天と変わりません。
英語のサイトですが、Eメールアドレスと、送付先住所、氏名、クレジットカード情報が入力できれば誰でも買えます。
ハナは英語が分かりませんが、ブラウザが勝手に翻訳してくれますので、難なく購入することができました。(ところどころ翻訳が怪しいところもけっこうありますが、なんとか購入まではたどり着けます。(^^;))
クレジットカードで買うのが不安だという方も安心してください。
ハナも何回か利用していますが、カード情報を悪用されたことはありません。
また、カード会社によって異なるのかもしれませんが、明らかなスキミング被害であれば即座に利用停止してくれますし、カード会社が保証してくれますので実害は無くて済むと思います。(カード会社自体が、顧客の不正利用被害分補填の保険に入っています)状況や諸条件で変わる可能性がありますので、被害にあう可能性自体絶対にごめん被るという方は、この項は飛ばしてください。
ただ、もしもそういった被害が多発しているのであれば、Amazonや楽天、ebayというマンモス通販サイトや、そもそもクレジットカードというシステム自体成り立ちませんので、そこを冷静に考えていただければ、利用に問題はないということは自ずと分かるのではないかと思います。
話が少しそれましたが、買い方です。
まずhttps://www.ebay.com/にアクセスしてください。
上部に検索フォームがありますので、「40 keton test strips abbott」と入力してSearchボタンを押してください。
40という部分を20にしたり、50にしたり、100にしたりすると、色々な枚数のセットが出てきます。
20枚セットだと一枚160円くらい。
40枚セットだと一枚130円くらい。
枚数が多くなればなるほど一枚単価が安く買えますので、糖質制限にかける意気込みと財布の中身を考慮して、この辺かな、という折り合いをつけて購入してもらえればと思います。
日本の個人輸入サイトで一枚300円超で買うより格安で買えます。
また、そのほかにも、リブレで使える血糖値測定電極や(ケトン値電極は紫色、血糖値測定電極は青色のパック)リブレ以外の血糖値測定機器も、日本のサイトで買うより超格安で買えますので、ぜひ糖質制限のサポートに役立ててもらえればと思います。
もし、分からないことがありましたらhana@kouhukuningen.comまで連絡をもらえれば、分かる範囲でお答えします。
ケトン値測定する際には、また別に穿刺針が要ります。
指から少量の血を出すための、使い捨ての細い針です。
通常はこれを「穿刺器具」というバネ式で針が飛び出す仕掛けの器具にセットして、「カチン」と針を飛び出させて穿刺し、血を出させるのですが、ハナはそれが面倒なので、穿刺針を持って、自ら指に「プチっ」と刺し、血を採っています。
これも日本のサイトで買うと高いので、先ほどの「ebay」で同時に購入すれば良いかと思います。
「Abbott lansets」とebayのサイト内で検索すれば、50個入りで1300円ほどで買えます。
自分で刺すのが怖いという方は、穿刺器具も買ってください。上記のように検索すれば、検索候補に色々と出てくると思います。
ケトン値について
〜0.5mol ケトン体質とはまだちょっと言えないレベル。主食抜きくらいだと、ずっとここ。
0.6〜1.0mol ケトン体質。厳格に糖質制限(一日40g〜20g)して1か月〜半年継続など、本格的なレベル。
1.0mol以上 完全ケトン人間。
ケトン体についてですが、出れば出るほど良いという話も、1.0mol前後が一番調子いいという説も、出ててもあんまり効果を感じないという意見も、色々あります。
長期的な健康にどう好影響、悪影響あるのか、諸説あってハナには何ともいえません。
ただ、ハナ自身、厳格にやってみて、0.8molくらいまではいったのですが、特に体調の良さ等感じず、むしろ0.3molくらいで、ちょいゆる糖質制限(一日糖質40g前後)の方が体感的に良かったので、今はそこに落ち着いています。
人によっては、2.0mol超えして、精神的に神の領域に(笑)達する人もいるみたいなので、人によるのでしょう。
百聞は一見に、ということで、気になる方は一度実験的にケトン体質を極めてみてもいいかもしれません。
出し方のコツとしては、
- 一週間に一度糖質解禁など、チートデイは設けない。ケトン値出るまで徹底的に糖質排除。
- サプリでL-カルニチンを摂る。海外通販サイトの「iHerb」等で購入。
- これも「iHerb」で購入、MCTオイルを朝晩大さじ1ずつ摂る。
- 適度に運動する。
- 朝飯抜きの一日2食など、空腹時間を長めにとる
等があります。
数日間断食すれば、誰でも確実にケトン値は爆上がりしますが、日常生活で脂質代謝回路で生きていこうというのは趣旨がずれますので、ここでは割愛。
ケトン体質でない人でも、中鎖脂肪酸の塊であるMCTオイル摂取で、一時的にケトン値をブーストできます。脂質代謝回路を回すために、初期にMCTオイルで刺激して勢いをつけてあげるのは本当に効果があるみたいです。(ハナも、最初はなかなか出なかったが、MCTオイルを導入し始めてから、自力だけでも出るようになった)
自力で出さずとも、MCTオイルさえ摂っていればケトン体の恩恵は受けられるみたいですが、折角だから自力でも出してみたいですよね。(^^)
体質によって、A番のL-カルニチンが大きな助けになる人もいるようです。ケトン値追求の時期に買った残りがまだありまして、ハナも1日2カプセル、1000mg摂取しています。
MCTオイルについて
上記のとおりですが、楽天等で買える日本メーカー製より、iHarbで買った方が圧倒的に安いです。
注意点としては、一気に飲み過ぎないこと、これに尽きます。
一日一回、小さじ1杯、最初は食後から、始めます。
1か月〜3か月くらいかけて、徐々に増やしていき、最終的には朝昼晩、寝る前と、一日4〜5回、大さじ1杯ずつ摂るところまで増やしていきます。
ハナは糖質制限がある程度サマになってから始めたもので、脂質の消化に慣れており、最初から大さじでも問題なかったですが、ある時に、少し便秘気味な期間がありまして、「MCTオイルでちょっとお腹緩くしたろ」と馬鹿なことを考えてしまい、大さじ2杯を晩と朝に2回摂った時点でお腹を急激に下してしまい、せっかく3歳の娘と行った動物園を半ばで切り上げるという事態に陥ってしまいました。
3歳の娘(+`Д´)「パパ、トイレ行き過ぎ!怒」
MCTオイルはナメたら痛い目見ます。
いや、痛い目見ないために、自信のない人はナメるくらいからスタートした方がいいという話です。
妻もしょっぱなに大さじ1杯から始めたところ、腹下しの洗礼に合いまして、結局それがトラウマになって、MCTオイル嫌いになってしまいました。
「MCTオイルはおそるおそる」
これを厳守してもらいたいと思います。