第16回 糖質制限にはフリースタイルリブレが最強
【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】
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まずは、糖質制限(タンパク質摂取)して、そのメリットを享受しまくろうという話ですね。
元気になります。気持ちが明るくなります。精神的な作用も大。うつも改善。体が軽く、疲れなくなります。風邪もひきません。肉や脂で胃も持たれなくなり、自分に自信が持てます。朝の寝起きも抜群です。何もかもはかどります。
虚弱体質が改善されたどころの話じゃないです。
その入り口にして最重要な項目がタンパク質摂取、糖質制限です。
ちょっと順番が前後して、先に糖質制限の方の話を進めていきますが、ちなみに、
一番大切なのはタンパク質摂取
です。
重要度としては、まずはタンパク質摂取があり、その関連事項として糖質制限がある、くらいに思ってください。
というか、単純に、毎食お肉100〜200g以上、優先で食べて野菜も挟んだら、(肉→野菜→炭水化物の順を厳守)必然的にそこから寿司やうどんや、ピザやパスタや、たこ焼きや、などと炭水化物のドカ食い、W喰いはできないと思います。それをやってしまったら、炭水化物がどうのこうの言う以前に、ただの食べ過ぎです。
当サイトで口を酸っぱくして、これからもタンパク質摂れ摂れと言い続けますが、そのタンパク質だって、プロテインだって、肉だって卵だって、腹いっぱいを超えて食べ過ぎたら、体調不良になりますね。
あれがいい、これがいい、色々言いますが、これだけは共通です。
食べ過ぎは論外
です。
で、タンパク質摂取に関しては、後述の記事で、また、折に触れて各項目でちょいちょい触れていきます。
今回は、タンパク質摂取ありきで、その関連としての糖質制限について、まずは語っていきます。
俯瞰像として、タンパク質摂取と糖質制限の関係を把握しておいてください。タンパク質摂取がまずはあり、その流れの結果として、また、それを支えるもののひとつとして、糖質制限があります。
フリースタイルリブレで糖質制限を成功させる
で、楽に糖質制限を行いたい、糖質制限を成功させたい、糖質制限を継続したい、その願いを叶えるために最強の武器、最強のツールが、「フリースタイルリブレ」です。
一言でいうと、すごく簡単に自分の血糖値の変化がわかる機械です。
リブレは、
@本体
と、
A2週間使いきりのセンサー
に分かれていて、血糖値の上がり下がりを測定するには両方必要です。
ちょっと高いですが、絶対おすすめです。
詳しめに言えば、フラッシュグルコースモニタリングシステムと言いまして、細胞と細胞の間にある、間質液という体液中のグルコース濃度を、断続的に計測可能な測定器ということなんですが、ややこしい言い方はやめて、フリースタイルリブレの特徴と特長など、ポイントをざっと思いつくままに箇条書きしてみたいと思います。
- 専用のセンサーを二の腕の後ろ側に刺し、つけたまま2週間生活する。
- そのセンサーに、測定器本体をかざすだけで、血糖値を測定、本体の方にそのまま記録できる(正確には、細胞間質液中のグルコース濃度からの推定値)
- 本来、リブレ以外の測定器であれば、いちいちバネ式の穿刺器具という、血を少量出すための小さい装置本体に、ランセットという専用の使い捨て針をセットし、いちいち指にプスッと刺して、出血させて、また、血糖値測定機に、専用の血糖値測定電極という1回使いきりのセンサーを装着し、そのセンサーに血を吸わせてそれを機械が読み取る、という手順を踏んで、ようやくその瞬間の血糖値が1回だけ測れる、という手順を行わなくてはならない。そのため、10分15分ごとに2時間3時間と、断続的に繰り返し繰り返し測定して血糖値の乱高下の動きを測定するのがめちゃくちゃ大変である。リブレなら、かざすだけなので、たとえ10分ごとに日中起きてから寝るまでずっと(6時間睡眠の人なら実に108回!!)計測し続けるのだとしても、非常にラクである。108回、リブレを腕のセンサーにかざすだけでいい。
- 最初に500玉大のセンサー装置を腕に刺して装着するのであるが、針が細い樹脂製で、全然痛くない。抜くときもほとんど痛くない。
- そのまま風呂に入れる。(湯船につけなければOK)
- 消耗品のセンサーである、専用の血糖値測定電極を別で購入すれば、ランセットで血を出しての血糖値測定も並行して行える。(リブレの断続的計測センサーでの測定は、間質液中のグルコースからの推定値なので、たまに血糖値測定電極も使って、その差異を確認してみてもいいかもしれない)つまり、2週間のセンサー測定が終わった後でも、血糖値の上がり方が気になった時など、血糖値測定器としてずっと使える。(もちろん、かざして測る方のセンサーをまた買えば、また2週間の間、断続的に測定できる。)
- その断続測定センサーは、連続した2週間しか使えない。(それ以降は機械が読み取ってくれなくなる)
- 専用のケトン値測定電極を買えば、(これも1回使いきりの消耗品)同じくランセットという針で血を出し、それを吸い上げてのケトン値測定もできる。
- 血で測るので、手軽に尿で測れるケトンスティックより正確(尿での測定は糖質制限が半年や一年してケトン体が効率的に身体に利用され始めると、検出される量が減っていく)
はっきり断言しますが、血糖値は食後10分後くらいから、断続的に15分毎くらいに2時間以上は測らないと、あんまり意味ないです。
常時変動していく血糖値の、ただ瞬間を切り取るだけでは、血糖値がどこまで上がるのか、どこまで下がるのか、どれくらい急激に上がっているのか、どれくらい急激に下がっているのか、トレンドを何も把握できないからです。
血糖値が怖いのは、急激な落差です。
急激に上がったり下がったりするときに、血管が傷ついたり、イライラしたり、鬱になりやすくなったりします。
例えば同じ150まで上がるにしても、15分で急激に上がって、身体がまずいと判断してドバドバとインスリンが出て、すぐさまストンと60まで下がってしまうのと、
30分かけて150まであがり、その後2時間かけてゆっくり70まで下りてくるのとでは、身体への影響度が全然違うわけです。
しかも、それは「何を食べるか」「どのように食べるか」「いつ食べるか」「どれくらい食べるか」「何を飲むか」によって、変わってきます。
つまり、リブレで2週間モニターするにあたっては、糖質制限しつつも、これから自分が食べる可能性のあるものを適宜色々と試しに食べてみて、自分の血糖値がどのように上下するのか、実験する必要があります。
様々な条件でモニタリングしなければなりません。
面倒でなければ事細かに内容を記録してみても面白いでしょうが、まあ、2週間毎日のように測定を繰り返していると、
意識せずとも感覚として身に付いてきます
のであまり構える必要はないです。
例えば、空きっ腹に糖質数十グラムのジュースをごくごく飲むなんて、血糖値の急上昇が怖くてできなくなってくるし、普通に定食を食べるだけでも、一番最初に白ご飯をガッツリ食べるのがちょっと憚られます。砂糖がたっぷり入った甘ーい煮物とかも、ちょっと躊躇するようになります。
「ラーメン定食」とか聞くと、「ゲッ」ってなります。
これはもう、血糖値の変動が気になって、しょっちゅう腕のセンサーにリブレをかざす習慣が出来てくると、勝手に身に付いてくる感覚です。
ほんの少し糖質を取るだけでも確実に血糖値が上がるのを何度も何度も目の当たりにしますので、嫌でも血糖値に敏感になります。
ただ、実験だからと言って、ラーメン、パスタ、大盛ご飯、ケーキやジュース、お菓子類、パンなど、炭水化物の塊を毎食のように摂るのはやめてください。あくまで、糖質制限をある程度行い、耐糖能が落ちた(耐糖能が本来に戻った?)状態で行うことで、血糖値の爆上がりを目の当たりに出来ます。
これから糖質制限を行っていくのだから、「糖質制限状態で」糖質を取るとどうなるか、を知らなければなりません。
そういう意味では、最低でも糖質制限を1か月以上継続できてから、リブレ購入に踏み切るくらいの方が良いかと思います。
写真の右側の一列が、フリースタイルリブレと、測定電極たちです。
上から二番目の、薄紫のペラペラしたアルミパックみたいなのの中に、上から三番目に置いてある同じく薄紫の「β‐ケトン測定電極V」が入ってます。
これで、一枚につき1回、血中ケトン体濃度が測れます。
一番下の青紫は、その血糖値測定バージョン、「FSプレシジョン血糖測定電極」です。
Freestyleリブレ(写真の右上の機械)と、
フリースタイルプレシジョンネオと、
プレシジョンエクシード
は、同じアボットジャパンの血糖値測定器で、その三機に関して、血糖値測定とケトン体測定の電極は共通です。
写真の左側一列は、Contour Next EZ というまた別の会社の血糖値測定器です。
こちらは、プラスチックの小さい容器の中にジャラジャラと数十枚、血糖値測定用の電極が入ってます。ケトン体は測れません。