第38回 糖質がやめられない人へ (糖質摂るな編)

第38回 糖質がやめられない人へ (糖質摂るな編)



【第0回ハナの思い←まだの方はこちら】


より多くの方に読んでいただいて虚弱体質改善していただくため、アメブロも始めました。こちらに無い情報も語っていきます。良かったら覗いてみてください。

https://ameblo.jp/akatsukihana12


 

 今回は、甘いものやポテチ等の菓子類が好きすぎて、

 

やめたいと思っているけど、どうしてもやめられない人

 

へ。

 

「どうすれば糖質依存から脱出できるのか」

 

というテーマでお送りします。

 

「自分は依存まではいってないから、この記事は自分には関係ないっしょ」とか思った方も、

 

ちょっと待たれい。

 

 今は無くても、長い人生、これからいつか、何かの拍子に依存してしまう可能性を考えて、転ばぬ先の杖として是非読んでおいてください。

 

 また、糖質依存に関して紹介した後、一般的な「依存症」についても、依存からの脱出の仕方を解説します。(酒、タバコ、セックス、薬物、ギャンブル)

 

 まずは、糖質に関して。↓

 

 

糖質依存からの脱出法

 

 主に、以下の3つの方法があります。

 

 3つとも、同時進行してください。

 

 

  1. 短期的脱出法「糖質を摂るのをやめる」
  2. 中期的脱出法「ビタミンB群、E、C、鉄(女性)、をサプリで摂る。」
  3. 長期的脱出法「筋肉量を増やす」

 

 

@短期的脱出法「糖質を摂るのをやめる」

 

【悲報】ハナさん、ついにおかしなことを言い始める

 

などのスレタイが浮かんだ方もいるかもしれません。

 

「糖質をやめる方法とは、糖質を摂らないことである」って、上手いこと言った名言風味で、

 

哲学的スメル

 

のする一文ですが、

 

「何の謎かけやねん、それが出来ひんから困っとんねん」

 

って思った方。

 

 ハナの表現は間違ってません。

 

マジです。

 

 もう少し親切に表現するのであれば、

 

 

「糖質摂取自体が、次なる糖質摂取の欲求を喚起する」

 

「糖質を摂るから、糖質が欲しくなる」

 

「糖質は、摂れば摂るほど、もっと欲しくなる」

 

「糖質を摂らなければ、異様に糖質が欲しくなったりしない」

 

 

ということになります。

 

 これは、酒やタバコなど、他の依存性物質にも置き換え可能ですが、ここではまず、糖質依存の場合について説明します。

 

 糖質は、酒やタバコよりも、依存の観点から言うと、一個か二個、レベルが上です。

 

 何のレベルでしょうか?

 

 依存の凶悪度です。

 

 酒やタバコの場合はドーパミンという報酬系のホルモンが依存性のカギになってくるのですが、砂糖などの糖質の場合、そのドーパミンに加えて、さらに血糖値の上下の影響が二重に、重なってきます。

 

 また、酒やタバコよりさらに身近なうえに、安価であり、手に入りやすく、
子供のころから慣れ親しんでいて、現代文化にも、経済的にも、深く根差しています。

 

 また、ありふれ過ぎていて過剰摂取に対する危機感もほぼゼロに近いです。

 

 糖質依存が

 

最凶

 

たる理由です。

 

 ちなみに、ドーパミンとは、本能に根差した快楽をつかさどる「報酬系」の神経が刺激されたときに放出されるホルモンで、人は、このホルモンによって、

 

幸福感や満足感

安らぎ

 

を感じます。

 

 依存のプロセスですが、具体的に言えば、

 

 

甘い菓子を食う

強烈にドーパミンが出る

多幸感

刺激強すぎて、ドーパミンの感受性が低下

上記までをしょっちゅう繰り返す

ちっとやそっとの出来事ではドーパミン出にくくなる

普段からむなしさ、物足りなさ、空虚さを感じやすくなる

より一層、甘い菓子が欲しくなる。甘い菓子無しではドーパミン出ないので、「無しでいられない」、無性に欲しくなる

 

 

ってな感じになります。上記の「甘い菓子」は、例えば酒でもたばこでもセックスでもドラッグでもギャンブルでもポルノでも買い物でも、置き換え可です。

 

 砂糖の場合、ここに血糖値の影響も加わります。

 

 

甘い菓子を食う

血糖値が急上昇

これはマズイと、インスリン大量放出

今度は血糖値が下がり過ぎる

脱力感、耐えられない空腹感、疲労感、倦怠感

甘いものが強烈に欲しくなる

 

 

 またタチが悪いことに、通常の人と違って、上記の通りドーパミンにしろ血糖値にしろ「やたら下がる」段階が入りますので、そのあとにガツンと入る糖質は、待ってましたといわんばかり、ノドがカラカラに乾いた後のビール宜しく「これまた格別」ということになり、より一層依存体系が強化されていきます。

 

(徐々に鈍感になって量も増えていく)

 

 初期のころなら、下がり過ぎた時にカテコールアミンなどが副腎から出て、
血糖値を上げてくれますが、依存後期になると、副腎が疲弊して上手く血糖値を戻せず、ますます糖質に頼って血糖値を上げずにいられない、糖質依存ゾンビ、グロッキーな虚弱人間に。

 

 砂糖を摂るから、ドーパミンの感受性が低下して物足りなくなり、砂糖でドーパミンを出したくてしょうがなくなります。

 

 砂糖を摂るから、血糖値が上がり過ぎた結果、今度はインスリンが下げ過ぎて、また砂糖で血糖値を上げたくてしょうがなくなります。

 

 つまり、砂糖を断てば、ドーパミンの感受性は回復して、砂糖以外のささやかな刺激でもドーパミンを感じやすくなり、砂糖に頼らなくても満足でき、砂糖を欲しいとそこまで思わなくなります。

 

 感受性が回復するまでに、他の依存物質(禁酒後に甘いものにハマる、禁煙後に過食してしまう、など)に置き換えが起こると、今度は対象が入れ替わっただけで、依存の構造は何ら変わっていないという悲劇も起こってしまうのですが、話が逸れますので、それはまたのちの依存編の記事で取り上げます。

 

 砂糖を断てば、血糖値の急上昇はなくなり、インスリンの大量分泌もなくなるので、血糖値は下がり過ぎることはなくなり、砂糖が欲しくてしょうがないとまでは思わなくなります。

 

 禁酒、禁煙したことのある人なら知っているかと思いますが、

 

一番きついのは最初の三日間だけです。

 

 

「糖質は、摂るから欲しくなる。糖質を摂らなければ、欲しくならない」

 

を合言葉に。

 

 

 三日間、今まで依存していた砂糖を断ってください。

 

(※いきなりすべての糖質をゼロにしないこと。ジュースや菓子類、甘い系はいきなりゼロに。食事の炭水化物は、そのあとに徐々に減らしていくこと。)

 

 長くなってきたので、次回に続きます。

 

 

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